タイが好きで毎年旅行に行っているけど、セミリタイアして移住したいけど可能かな?
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40代以上でも、タイで技術系の仕事は得られます
タイは製造業の集積地で、技術職の求人は安定しているから
加えて、従来よりも、駐在員を減らす傾向にあるので、その分、現地採用でスキル高い日本人を雇う必要性が増えてくると予想しています。
プレス金型技術者の求人ですが、要英語、タイ語となっていますが、この部分は会社によりけりではあるものの、柔軟に対応してくれる所は多いです。
人材の価値
専門知識、技術 × 英語 × タイ語
人材価値は、このようにトータルで測られますので、現時点で英語とタイ語のスキルが高くなくても、専門知識で高く評価されれば、後からでも何とかなるものです。
他にも、こんなにある技術系の求人
- ダイカスト鋳造コンサルタント
- CNC 旋盤技術者
- 排水処理設備管理者
- 品質保証担当者
- 施工管理技術者
などなど、沢山あります。
日本で転職は難しくても、外国では価値が認められる場合が多い
サラリーマンはつぶしが効かない、と言われ続けてきて、僕自身も、かつては、悩みの種でした。
確かに、日本国内では、基本、人が余っていたり、仕事の場がないために、求人が少なく、結果として、40代以上のサラリーマンが自信を失っています。
でも、海外に目を向ければ、あなたのスキルを求めている会社は沢山あることに気づくものです。
セミリタイアよりも、スキル生かした仕事する方が、幸福感ある人生です!
毎日、ゴルフとマッサージと居酒屋の生活は飽きます
セミリタイアしてタイに来てもいずれ飽きます。
これは僕自身が痛感しましたし、周囲の移住仲間も同様です。
結局、タイで会社作ったりしていますからね。
毎月、給料もらえる生活は精神的にも安定します
よくセミリタイアに○○千万円必要! みたいに言われますが、タイで楽しく働き生活して、生活に必要なお金は給料で得るならば、ムリしてセミリタイアする必要など、全くありません。
スキル人材はシニアになっても、重宝がられます
また、50歳過ぎても、タイでは経験豊富な人材として尊重されます。
自分の知り合いでも、真面目な勤務ぶりがタイ人社長の目にとまり、定年後も、コンサルタントとして働いている人がいます。
このようになると、
専門知識×英語×タイ語×日本語
を兼ね備えた人材になれて、若い人に職を奪われる、という心配も全くありません。
僕自身、このようになりたい、という思いがあり、いま、タイ語の勉強をしています。
このように、40代以降でも、そこから十分にキャリアアップできるチャンスがあるのが、タイなど海外転職のメリットのひとつです。
技術職でなくても、仕事を得る方法はあります。
自分は事務系で専門スキルがない、その場合、仕事はないの?
⇒技術職よりは簡単ではないですが、仕事を得る方法はあります。
現実問題として、経理、帳簿の知識がある、という場合でも、タイの会社では、上級レベルの会計知識を持ったタイ人社員を、日本人よりもはるかに安く雇うことができます。
そこに日本人が参入していっても勝ち目がないわけです。
一方で、日系企業の中には、決算書などのレポートを日本の本社様式に統一させて報告させる会社もあります。
このような作業がある会社の場合、日本語への翻訳も必要となるので、日本人の出番となる場合がありますが、基本的に価値創造している業務ではないので、あまり将来性は期待できません。
でも、全く望みがない、という訳ではなく、本人のやる気と心構え次第でもあります。
とりあえず、今のスキルで入れる会社に入り、そこで、新しいスキル(業務の専門知識、英語、タイ語)を身につけていけば、やがて、給料アップと、他社からも声がかかるような状態になれます。
給料は日本よりも下がるけど、生活は大丈夫なのか?
確かに、日本よりは下がるかもしれません。
でも、基本的に、日本よりは、はるかに低ストレスの生活です。
工場勤務の場合、満員電車での通勤はなく、生活ストレスは非常に軽くなりますよ。
タイ生活の実際については、下記を参考にしていただければと思います。
おすすめしないタイ転職の具体例
スキルアップしない仕事
以前、ボンビーガールで放映され脚光を浴びたタイ現地採用就職ですが、今でもコールセンターの募集はあります。
基本的に外国人の最低月給は5万バーツとされているのですが、コールセンター等一部業種には特例が認められていて、3万バーツ(約10万円)からとなっています。
3万バーツでも、タイの人たちと同じような生活すれば、十分に暮らせますから、給料の安さ自体が問題ではありません。
それよりも問題なのは、
その仕事を続けても、スキルが上がらず、次第に覇気がない毎日になる
ことです。
以前、下記のような記事を書いていて、矛盾するじゃん?と突っ込みを受けそうですが、今回の記事は、スキルを持っている技術者向けです。
スキルある方が、スキル経験不問の職種に転職するのはもったいないです。
職務内容、勤務条件が明確でない会社(日系にありがち)
基本的に、日系以外の会社では、JOB DESCRIPTION とポジション毎に求められるレベルが、きちんと定義され、紙に書かれているものです。
ところが、日系の場合、非常に曖昧な場合がかなりあります。
職務内容
- 金型製造技術の指導
- 金型製造の工程管理全般
- 支社長や駐在員の補佐など業務全般
上のふたつは良いとして、一番下はあまりに曖昧で、結局、なんでもやらされる駐在員の雑用係、みたいに扱われる可能性があります。
この点は、事前に確認すべきと思います。
ここをきっちりクリアにしておけば、日本の会社でストレス要因となる
仕事の範囲、目標が明確でなく、ゴールが見えない日々
といった事はなくなります。
居心地が良すぎる会社
毎日楽しい職場環境なのは素晴らしいのですが、一方で、居心地が良すぎて、毎日が何となく流れていく、というのは考えものです。
このような会社は日本の本社での業務管理がしっかりと行われていない場合があり、ある日突然、業務見直しで、事業閉鎖になったりするものです。
そうなった場合、それまで、ぬるま湯状態で、スキルアップもなく過ごしていた日本人には次の職場などありません。
タイに来る前は、英語もタイ語もできなくても問題視されませんでしたが、タイ勤務3年超えて、何も誇れるスキルがない、という場合には、まともな会社に採用される事は望めましょう。
そこから日本に帰っても、日本でも非常に厳しい状態となりますから、居心地良すぎる会社に安住せず、常にスキルアップの努力が必要です。
具体的なアクションはどうする?
最新の転職市場を把握する
まずは、タイの転職エージェントの会社のウェブサイトをチェックしてみましょう。
タイ以外の求人もありますから、色々比べてみるのも有益です。
(僕自身、タイに住んでいるので、タイをメインにお話ししていますが、フィリピンでもマレーシアでも、現地生活を楽しんでいる人は沢山います。対象国を広げるのも面白いと思います)
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スキルギャップを埋める(英語、タイ語)
英語とタイ語が求められている場合には、詳細レベル確認の上、日本で勉強するのが良いです。
僕の経験上ですが、タイ勤務の技術系で、TOEIC900点以上とか、ネイティブと激しい議論できるレベルを求められるケースはまれです。
タイで技術職が求められる英語、タイ語
- 現場のタイ人スタッフと意思疎通できる(英語、タイ語)
- 仕様書が読める、簡単なものは作れる(英語)
タイ人でもマネージャ―レベルの多くは英語は出来ますから、最初はタイ語はほとんどできなくても、英語でやりとりして、次第にタイ語にも慣れていくことで、十分、即戦力として貢献できます。
あなたの一番の売りは、語学ではなく専門技術
だから、です。
語学は手段でしかありません。
ただし、日本にいる間でも、特に英語は勉強できます。
とにかく、英語はタイ以外の国、どこでも役に立ちますから、覚えて絶対に損はありません。
僕自身、一度、セミリタイアに失敗して途方に暮れていた時、フィリピンの不動産会社の仕事に声が掛かったのは、英語が出来たから、です。
通勤時間などすきま時間で、いますぐ、英語学習をはじめましょう!
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