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【タイ移住】5つのデメリットと解決法の紹介【メリットだけじゃない】

2020年7月23日

考える

 

考える

タイ移住したいけど、何かデメリットはないのか?

メリットしか紹介されない場合が多いので、知りたい

タイ、バンコク移住してから通算7年暮らしている僕が、あまり紹介されないデメリットの部分、それと個々の解決方法もお伝えしますね。

くりさん

冬場の大気汚染  PM2.5の数値悪化

大気汚染

日本人学校が休校になる

僕自身がバンコクに来た2012年時点では問題になっていませんでしたが、2017年あたりからかなり問題視されるようになり、冬場は日本人学校が休校になったりと深刻な状態になっています。

だいたい、1月から3月までの冬場、PM2.5の数値が上昇し、連日、報道されるようになってきます。

チェンマイの大気汚染が最悪レベル

ちなみに、バンコク以外の、パタヤやチェンマイでも数値は悪化します。

特に酷いのがチェンマイで、タイでも最悪の数値となります。

空気がきれいなイメージが強いので意外ではありますが。

チェンマイ周辺は大規模は重化学工業団地があるわけでもないので、原因は森林火災との事です。

ぜんそくなどの疾患ある方などは冬場の滞在について良く考える必要

個々人により、耐えられる限度がありますが、ぜんそく持ちの方など、大気汚染が身体に大きな影響を及ぼす場合には、冬場は別な場所(国や街)で過ごすことも必要になるかもしれません。

タイ全土がひどい数値、というわけではなく、比較的、綺麗な場所もあります。

基本的には、大きな都市ではないですね。

かつては、冬のバンコクは涼しくて雨も降らず、最高と言われていたのですが、この大気汚染で、ちょっと風向きが変わってきているように感じます。

2020年7月時点では、最大のリスクファクターは新型コロナではありますが。

コンドミニアムの多くが犬やネコなどのペット禁止

ペット

コンドミニアム、アパートなどの集合住宅の大部分が禁止

朝夕、沢山の散歩風景を見るので意外なのですが、日本人が多く住む物件(コンドミニアム、アパート)の大部分がペット禁止です。

ですので、タイでも犬や猫を飼いたい、という場合には、住まい探しには最初、苦労するかもしれません。

まずは、選択肢は狭くなりますが、ペット可のコンドミニアム、アパートを探すことですね。

 

というのも、一軒家には常駐する管理人などいませんから、何かトラブルがあった、という時には、日本から来たばかりの状態ではハードルが高過ぎるからです。

住みなれたら、一軒家に引っ越すことで、気兼ねなくペットを飼えます

いきなり、一軒家に住むのはハードルが高いです。最初のしばらくは、コンド、アパートでタイの生活に慣れて行き、その間に一軒家を探して行く、というのが堅実です。

 

メイドさんと仲良くなると、とても心強いです

コンドミニアムに住んで、掃除と洗濯をメイドさんに頼む場合が多いと思いますが、メイドさんと仲良くなると、かなり心強いです。

いずれ、コンドミニアムから一軒家に移った後でも、同じメイドさんに来てもらえば、とても安心で、何か家関係のトラブルがあっても、電話1本で、修理業者など手配してくれたりもします。

僕自身、何度か、コンドミニアムを引っ越ししていますが、最初の部屋のメイドさんに、新しい部屋にも来てもらって、助かっていました。

何かサポートしてくれたら、少しチップを渡したり、年末にはボーナスを渡したりして、良好な関係を維持していくと、とても心強いものです。

ハウスメイド(メ― バーン)の基本事項

・居住するコンドミニアムのレセプションに紹介を頼む

・僕の場合は、契約書も何も無しでしたが、英文で簡単な内容で良いので、

給料、仕事内容

は定義しておき、メイドさんのIDコピーは貰って行くのがいいですね

・月末までにその月の給料を支払う

僕の場合は、週3回来てもらい、掃除と洗濯が業務でしたが、月に3千バーツでした。

住んでいる人数や部屋の広さによって、もう少し高くなるとは思いますが、日本と比べたら破格の安さで、家事から解放されるので、とてもおすすめです。

ちなみに、ものを盗まれた、みたいなトラブルは皆無でした。

 

お酒が高い(特に日本酒など日本製品)

地酒は日本の2倍以上、サントリー角瓶は1050バーツ(約3500円)

角瓶タイ価格

物価の低いイメージのタイですが、お酒は安くないです。

ビール500ML缶が55バーツ(200円弱)と、日本の発泡酒と同じで、少し前に住んでいたフィリピンと比べたら高いなあ、と感じますね。

毎回、日本から持ち込みしている人は多いです

タイと日本を頻繁に行き来している人は、持ち込み制限枠の1Lを毎回持ってきたり、知人に頼んだりしていることが多いですね。

日本人客が多い居酒屋に行くと、日本から持ち込んだ焼酎や日本酒をお店に持ち込んで飲んでいるグループを良く見かけます。

 

あとはおすすめはしないですが、税関チェックの没収リスクは覚悟して、毎回、焼酎の紙パックを5本くらい持って来る人もいますが、これは、タイの違法行為になりますので、やらない方がいいと思います。

お酒を控えて健康生活、という解決策も!

僕自身、48歳となりまして、最初にバンコクに移住してきた頃は、相当な酒量だったのですが、次第に健康が気になるようになってきました。

また、時折聞くのが、僕同様、セミリタイアした人の中に、毎日、やることなくて、昼からお酒を飲む習慣が悪い方向にいってしまい、うつ病になってしまった話を聞きました。

日本ですと、家族やご近所さんの目が気になって自制心が働くのですが、バンコクでひとり暮らししていますと、だれの監視も受けませんので、生活が乱れていって、心身ともに病んでしまうリスクがあります。

 

アルコール依存だった僕

僕自身、カミングアウトしますと、バンコクで出資した飲食事業に行き詰っていたころ、ウォッカやウイスキーに逃避する生活に陥ったことがありましたが、アルコールは、不安やうつをさらに悪化させることを身をもって知りました。

とても怖いものです。

あの生活を続けていたら、今みたいに、毎日、ブログを書くなんて、できないですね。

いきなり断酒とまでいかなくても、50歳が近づいて来たら、アルコールは控えた方が良いと思い、最近は気をつけています。

 

医療が不安、特に歯科治療

医療

日常の医療に不安はないけど、手術するなら日本に戻る

 

東南アジアの中では医療が充実しているとの評価があるタイですので、ちょっとした病気やケガであれば、ほとんど心配ないと思いますが、僕自身、手術が必要となった場合には、一時帰国する考えです。

周囲で移住した人も、同様ですね。

日本には素晴らしい健康保険制度がありますので、これを活用した方がいいと考えています。

歯科治療は保険が使えない事も多い

あとは、セミリタイア、バンコク移住の知り合いで、歯科治療が必要な時には、一時帰国している人もいます。

歯科医院も充実しているバンコクですが、日本で住んでいた頃からのかかりつけの先生がいる場合には、やはり、日本が安心、となりますし、歯科治療は保険でカバーされない場合が多いので、なおさら、日本に戻って治療、となるのでしょう。

 

日本で保険治療を受ける可能性を考え、実家など、一時帰国できる場所はキープしておくのが、おすすめ

 

そうしておけば、僕自身、バンコクに住んで7年間で、通院したのは、3回だけで入院もないので、あまり心配し過ぎない方がいいです。

 

交通事故のリスクが大きい、運転が荒い

リスク

交通事故死は日本の約10倍です

タイに何度も来ている人でも、慣れることができないと言っているのが、タクシーの運転マナーの粗さ、ですね。

世界保健機関がまとめた2018年版の交通事故報告では、タイの2016年の人口10万人あたりの交通事故死者数は32.7人とアジア最悪です。

日本は10万人あたり、4.1人ですので、10倍近い差があり、駐在員の運転は禁止としている会社がほとんどです。

 

安全重視するなら、流しのタクシーよりもドライバー付きのハイヤーを利用する。

特にバンコクからパタヤなど、郊外への移動時には、スピードを出すので、安心できるハイヤーなどを利用することをおすすめします。

バンコクには、このような、日本人向けのハイヤー(ドライバー付きレンタカー)のサービス会社が充実しています。

 

加えて、タイ正月など事故が多発する時期は、特に気をつけることですね。

このような時期は、毎年、飲酒運転による死亡事故が複数発生して、ニュースになっています。

 

以上、タイ移住を考える際のデメリットを5つ、解説しましたが、最重要課題として、経済面、収入基盤をどうするか、と聞かれることが多いので、下記の記事も参考にしていただければと思います。

 

 


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