アルバイトをはじめ、沢山の仕事はあるが、何をやるべきか、悩んでいます
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アルバイトや内職など、スキル無しで出来る仕事は、おすすめしません、特に40代以上の場合
お勧めしない理由:やってもスキルが上がらず、かつ、肉体労働的なものがメインなので、雇う側の立場からしたら、若い人の方が使いやすい
確かにアルバイトは、何の資格も経験もなくても、即採用となり、その日払いでお金が入るものもあります。
でも、言いかえれば、だれでもすぐにできる仕事で、スキルは上がりません。
また、アルバイトには正社員のような身分保証はないので、簡単に切り捨てられる存在です。
同じ単純作業をやってもらうなら、若い人の方がいい、というのは、雇う側の本音としてあります。
ですから、40歳以上の転職は難しい、という定説があるのです。
具体例1:トラックドライバーの派遣労働
日本の親友(本業はデザイナー)が、副業としてトラックドライバーを始めたら、日給15000円もらえて、月給ベースでは30万円以上になる、ということで、一時、かなり魅力的に感じたのですが、やめました(ちなみに、僕は、大型特殊車両の免許は持っていて、4トンダンプの経験はあるので、トラックに必要な大型免許も、比較的取りやすい状況にあります)。
やめた理由は、
いまはいいけど、もし、若い人たちが参入してきたら、自分みたいなおっさんには仕事はまわってこないだろう。
そうなってから、新しい仕事を探すのはしんどすぎる。
というものでした。
そうしていたら、新型コロナが発生。
長距離バスの仕事がなくなったドライバーが続々、トラックの仕事に参入してきたのです。
単価が15000円から1万円に下がったり、仕事の日数がへらされたり、と、影響が出ています。
具体例2 大学時代の派遣ウエイター
大学3年の夏休み、上越のリゾートホテルでウエイターのバイトを始めたのですが、最初はホテルの直接雇用アルバイトで、時給は900円だったのが、おなじ仕事でも、派遣会社(当時、配膳会社、と言われていました。昭和、ですね 笑) を通じてだと、なぜか1200円もらえていました。
そこで、東京に戻ってからは、派遣会社に所属し、全日空ホテルなどのシティ ホテルや、上越時代に親しくなった配膳会社の方から、連休期間だけ河口湖のリゾートホテルにさそわれたりして、仕事をしたのですが、最高時給は1500円!でした(2020年の現在から27年前ですが、当時より時給が上がってないという、、、涙)。
冬やすみの志賀高原では1ヵ月派遣で働いたら、大学生としては破格の、30万円もの給料をもらいまして、正直、就活する気なくなったのですが、結局、その後どうなったかというと、バブル経済完全崩壊で、正社員より 破格に高い給料をもらっていた派遣スタッフのほとんどがクビになりました。
景気いい時には、外車に乗ったり、正社員を部下みたいにあつかっていた派遣のひとたちが、一気に元気なくなっていくのを目の当たりにしたのです。
この事は今でもしばしば、思いだしますね。
スキルアップしない、アルバイトに対する警戒心というか、評価は非常に低いわけです。
本業でスキル上がらないのであれば、なおさら、副業ではスキルアップを目指そう
僕自身もそうでしたが、副業をやろうと考えているサラリーマンの多くが持っている悩みのひとつは、
本業では(社外で通じる)スキルアップができない
ということです。
本業に集中することにより、社外でも通用する、つまり、簡単に転職できたり、独立できるスキルが身に付くならば、何も副業などしなくても、今の仕事に集中して、自分の価値を上げて行けばいいからです。
こうならないから、かつての僕も副業をやったわけです(当時、僕がやったのは、不動産投資とせどり、でした)。
この前提をわすれて、スキルアップしない副業をはじめるのは、
スキルアップしない本業に、さらにスキルアップしない副業をかさねて行く、最悪なキャリア形成
になってしまいます。
きびしい言い方かもしれませんが、
”自分は、○○と○○と○○のバイトをやってきまして、豊富な経験があります”
と自己アピールしても、雇う側からしたら、
単純労働しかできないのだな
と判断するものです。
取って替わられる人材にはならないようにしないといけません。
投資は副業になりません
なお、投資(株式やFXなど金融投資とも言えるもの)は、副業とは考えていません。
あくまで、余裕資金ある人がやる(投機的なもの)こと、あるいは、長期の資産形成のための投資であり、収入補てんのために投資、という事自体、おすすめしません。
目先のお金がどうしても必要なら⇒短期で割り切る でも、支出減少、節約も考える
でも、目先のお金は必要です
という場合もあると思います。
それは十分にわかりますので、その場合は、割り切りでやりましょう。
一方、支出減、節約も合わせて考えてみてください。
(サラリーマンの場合、意外とけずれる出費が多いものです。
節約できる具体例
なんとなくの、会社の飲み会(1回3000円程度)
毎朝のスタバのコーヒーのテイクアウトを、オフィスでいれるドリップコーヒーに変更(300円⇒50円)
パチンコ、競馬などのギャンブルをやめる(月3万円くらいは余裕でへらせます)
スポーツ新聞をやめて、ビジネスYou Tube を聴く(月3千円浮きますし、有益な情報を得られます)
その気になれば、月あたり3万円から5万円くらい、余裕でへらせるものです。
40代の人生は実はまだ、長いです。何もしないで逃げ切り人生はもはや無理ゲーです。
人生は長いです。いま、45歳だとして、70歳まで働くならば、25年あります。
僕の親世代であれば、60歳まで会社にしがみついていれば、その先は国が年金を支払ってくれていたのですが、今後は、早くても65歳から年金支給開始ですし、さらに後ずれになる可能性もあります。
くわえて、寿命が長くなるので、貯金を食いつぶす前提ですと、
長生きにおびえて過ごす毎日
となります。これは、精神的にも非常によくないです。
おすすめの副業は?
最初は多少しんどくても、スキルがあがる副業を始めて、実際に稼げるようにしたら、会社で定年になってからも、自分のスキルを勝負に楽しく、かつ、自尊心持って仕事することができます。
40代のサラリーマンにおすすめの副業については、下記の記事をご参考にしていただければと思います。