フィリピン不動産 

フィリピン不動産に重要な中国系オンラインカジノ業者POGO

マニラ

無認可POGOって何?

 

前回に書きました中国系オンラインカジノですが、

POGOと呼ばれています。

Philippine Offshore Gaming Operator

の略称で、要は

フィリピンで事業を行なう外国向け

オンラインカジノ事業(ほとんどが中国向け)

という事です。

 

ここで、これは私が勝手に名付けたのですが、POGOには、

ちゃんと政府の認可を得ているものと、無認可(つまり、違法となります)
のものに分かれます。

私がフィリピンの不動産会社で働いていた当時、賃貸物件に入居していた

大部分が後者の無認可POGO従業員でした。

だからといって、犯罪のようなトラブルには遭遇はありませんでした

(退居した部屋が異様に汚かった、とか、認めていない二段
ベッドが勝手に持ち込まれていた、なんていう事はありましたが、、、)。

そうした無認可POGOが溢れ返り、2018年〜2019年
のフィリピン不動産は活況を呈していたのです。

 

 

認可POGO復活?

大手デベロッパー ETONがPOGO復活を見込む

https://www.manilatimes.net/2022/09/27/business/corporate-news/eton-sees-recovery-in-pogo-industry/1859902

出典:MANILA TIMES

(記事要約)
ETONは、東南アジア最大のPOGO企業と6000平方メートルの
オフィス賃貸契約を行なったことを発表した。
マカティ地区のオフィスビル、2フロア分を貸し出す。

ということで、前回の記事で、中国人4万人が送還となり、
もはやPOGOは完全消滅なのか?と思った人もいるかも
してませんが、決してそうではない、という事ですね。

 

 

マニラ、セブの不動産市況に大きな影響をもたらすのは、無認可POGOの今後

 

今回送還される4万人が働いていたのは、無認可
POGO、あるいは、納税や定められたフィーを
フィリピン政府に払ってこなくてライセンス剥奪
されたPOGOと思われます(記事を読み解くと)。

そして、POGOの最盛期には30万人の中国人が
働いていた、と言われているのですが、そもそもの
統計数値に信憑性が薄いフィリピンで、30万人の
うち、認可と無認可の区別を付けるのは困難です。

ごく個人的な所感では、ピーク時は30万人どころ
ではなかったのでは?と考えています。

なにしろ、マカティであれば、ワン・ツー セントラル
があるバレロ ストリートには中国レストラン、
食材店が溢れ、マクタン ニュータウンのゲート
外にも中国語しか書かれていない飲食店があり、
夜になると、中国人が賭博をやっていたり、
とにかく、すさまじい状況だったのです。

ですから、ETON社のニュースは確かに追い風
ではあるのですが、これだけでは、全然
ボリュームが足りない、と感じています。

特に8ニュータウンについては、POGO依存度が
極めて高かった(私が居た会社では最盛期は8割、
中国系入居者でした)ので、この部分が復活しない
場合には、まだ当面、賃貸は厳しい状況が続くと予想しています。
当然、低調な賃貸市況は売却価格の低迷にも繋がります。

何しろ、未だに台風からの完全復旧には至っておらず、
共有部分の修繕工事が行なわれている状態ですからね。

 

不動産市況にとって理想的な流れ→POGOが問題起こさず、再度復活すること

なのですが、正直言って、厳しいかなと思います。

そもそも、フィリピンで物事をきっちり管理できるというのが期待薄で、

シンガポールのように透明性ある管理、運営が出来るようになる、というのは、

少なくても10年、20年は無理だろうなと思うわけです。

 

となると、時の政権の意向とか中国共産党との関係で決まってくるのかなあ、と

見ています。

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