タイ 新型コロナ

ビザ無しでのタイ入国は早くて2021年夏、あるいは、来年中はムリか?【新型コロナ】

バンコク

バンコク

年に何回かタイ旅行していたのですが、いつになったら入国できるのかな?

 

タイ バンコク居住の僕が、日本ではほとんど報道されない、タイ政府の外国人受け入れ状況と、今後の予測について解説しますね、

くりさん

大胆予測:日本人のビザ無しタイ入国は、最速でも2021年7月以降で、2021年中は不可の可能性も

タイ

既に、日本は第一グループから外れ、中度リスク国に(日本ではほとんど報道されない)

タイ当局内で、現在、タイ入国後14日間のホテル隔離を強制しているのを、低リスク国の場合は10日に短縮することで合意した、と報道されたのですが、日本は入っていません。

 

つまり、日本は、低リスク国ではない、ということなのです。

(低リスク国)

中国、ベトナム、台湾、韓国、オーストラリア、ニュージーランドなど

 

加えて、タイ政府が新型コロナを受けて導入した特別観光ビザの受け入れ対象国に日本は含まれていません。

ということは、日本人の観光での入国は現在、完全に不可となっている、ということなのです。

 

 

日本はこれから冬にかけて感染拡大が確定モード

すでに北海道では、新型コロナ感染再拡大が報道されていますが、これから、日本全体が冬の気候となり、感染リスクは増す一方です。

日本の少し前の割と落ち着いていた時期のデータをベースでも、日本はタイから中程度リスク国と判定されているのですから、今後、さらに、ハイリスク国に格上げ?される可能性は十分に考えられます。

 

タイは2021年末まで日本人のビザ無し観光入国不可

日本は封じ込め政策を取らず(取れず)、そのままオリンピック開催となったら、着実に感染拡大していきます。

今よりも感染が広がる中で、日本はともかく、タイがリスクを取って日本人観光客を受け入れるメリットはないのです。

観光客なら、中国人の富裕層メインに受け入れ、かつ、入国後の行動管理を徹底していく。

ということで、日本人のビザ無し、観光入国が許可されるのは、相当先の事になると予想しています。

 

最悪のケース→現在、入国許可が出ているカテゴリーの日本人にも悪影響の可能性

タイ

2020年10月の日本人入国者数は、2480名

タイ国イミグレーションオフィスの発表数値によると、2020年の日本人入国者数の推移は以下の通りとなっています。

日本人タイ入国者数の推移

1月 116,828人
2月 98,983人
3月 18,279人
4月 645人
5月 620人
6月 713人
7月 1,044人
8月 1,647人
9月 2,665人
10月 2,480人

 

3月以降激減していたところに、7月以降、若干ではありますが盛り返しているのですが、ほとんどが、ビジネスビザなどのビザ保有者と思われます。

知り合いの日系不動産会社のスタッフさんと話しをしましたが、最近(2020年11月時点)、日本人駐在員のタイ入国と住まい探しが増えて来ており、内覧に忙しいとの事でした。

ただし、当然ながら、コロナ前のようなビザ無しの観光入国はない、ということですね。

実際、10月の入国者数ですが、前年は14万人でしたので、前年比では2%未満という、ほとんど、ゼロに等しいくらいの減少です。

 

このような日本人の入国が今後、制限される可能性だって考えられます

現在は、ビジネスビザなどビザ有りの日本人は、事前のPCR検査や入国許可証の取得、タイ入国後の14日間ホテル隔離、1千万円相当以上の医療保険加入などを条件に入国できているのですが、今後の日本国内での新型コロナ感染再拡大次第では、一律入国不可や、入国はできても現在よりも厳しい条件が課される可能性が考えられます。

タイは国内感染がほぼゼロとなっていますので、水際対策に神経を尖らせているわけです。

 

ビジネスビザ保有の僕自身、タイに戻れない前提で日本に一時帰国します

travel

冬場、日本での仕事があるため、12月上旬から2月末までの日本一時帰国が確定しているのですが、果たして2月末、タイに入国できるのか?

 

かなり不透明な為、タイの賃貸コンドミニアムは一旦、退居とし、荷物は会社に置いた上で日本帰国することに決めました。

 

個人的な予想では、来年2021年2月あたりの日本は、冬場という事で、新型コロナが再拡大しているとみています。

 

一方のタイ側からみたら、中国やオーストラリア、ニュージーランドなど、感染封じ込めをした国同士でトラベル バブルを開始しており、正直なところ、日本人の入国、特に観光入国には興味が薄くなっていると予想します。

 

一方で、僕自身保有している、ビジネスビザ保有者は入国できる可能性は高いですが、現在でも、14日間のホテル隔離や高額な航空券(エコノミークラスで15万円くらい)を考えると、タイの仕事は日本でリモートにして、日本の自宅で生活する方がいいや、と考えています。

 

 

個人的な大胆見通し→インバウンド産業は2021年末までは全く期待できないし、日本人の海外旅行もほとんどムリ

pataya

中国、香港、マカオ、台湾、韓国といった近隣国の中で、日本だけ危険国と位置づけられる可能性を感じています。

プライドが許さない、という人もいるでしょうが、これは他国が決めること、です。

とはいえ、大多数の日本人のモラル意識は高いので、断末魔のような状態までにはならない。

しかしながら、徹底的な封じ込めはやらないので(日本人は自粛とか良心が好きな人が多い)、感染者数の増減を繰り返しつつ、延々と、コロナが続く。

ワクチンが提供開始されても、日本では強制接種はされない可能性が高いですから、本当に、延々とコロナが続く可能性が考えられます。

 

僕の予測はこんなところですが、もし、この通りになったら、日本人の海外旅行は出来ませんし、逆にインバウンドも来ないまま、です(ひとたび日本に行ったら、本国帰国が隔離などで大変だから、です)。

自分の周りのタイ人で日本好きな人でも日本旅行はコロナが収まるまでは行かない、と言っています。

安全なタイから日本にコロナをもらいに行きたくは無い、という感じですね。

となると、最も悪影響が長く続く産業はインバウンド関連になりますね。

封じ込めない限り、外国人観光客は日本に来れないのですから。

 

まとめ:タイ以外でも、海外旅行はほとんどいけない状態が相当長く続きそうですね

日本国内の旅行とか、おうちでのレジャー、キャンプとか、他に楽しみを見つける必要がありますね。

あるいは、どうしてもタイに入国したいのであれば、ビザを取るか、となりますね。

 

※この記事の中で色々なビザを紹介していますが、当面取れる可能性があるのは、タイランドエリートのみ、ですね。

ビジネスでない場合には。

 

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