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バンコクのコンドミニアム退居 体験記【入居前から知っておくと有益です】

海外

バンコク

今回、一時帰国のタイミングでバンコクで借りていたコンドミニアムから退居しました。

記憶が確かなうちに、備忘録としても記事に残しておきます。

いつかは必ず、退居するものですから、将来、バンコクやタイ、そして海外のコンドミニアム、アパートを借りる場合には知っておくと有益な情報をまとめました。

万が一、法外な修繕費を請求された場合の対処法も解説します。

 

バンコクのコンドミニアム退居 一連の流れ

ジム

退居希望の30日前までに退居予告する

賃貸契約書にはだいたい、30日前、と書かれていますから、これより前のタイミングで、自分の仲介会社に連絡しましょう。

そうしたら、一般的には、最後の家賃は、日割り計算になります。

これも契約書で定義されています。

ひとつ、契約書の中で確認すべきが、SECURITY DEPOSIT セキュリティ デポジット(敷金)の返金について、です。

契約期間途中での退居の場合、返金しないと書かれていることが多いものですが、一方で、例えば、1年契約を更新した後、6か月後に退居の場合はどうなのか? 事前に確認した方がいいです。

一般的には、1年以上居住したら、途中でも返金されるのですが、僕の場合、前回の更新時に値引き交渉をしまして、月額家賃を約3500円(1000バーツ)引く代わりに、途中退居の場合、デポジット没収というカウンターオファーを飲んだので、今回、没収となりました。

でも、契約なので、感情も何もありません。

こういうときに後悔しても、まったく意味ないことですので。

 

(退居日数日前~当日)ごみ出し、不要物の整理、清掃

直近の土日でだいたいの事を片付ける感じですね。

掃除が苦手なら、働いている会社のメイドさんにアルバイトしてもらうのも良いでしょう。

ただし、かなり綺麗に掃除しても、オーナー側でも清掃に入り、その費用は差し引かれる(僕の場合、約2千円 600バーツでした)ので、神経質すぎる必要はないですが、気持ちの部分で、できる限り綺麗にしてあげた方が、お互い気持ちよく、最後の手続きができますね。

 

退居日当日:大家(あるいは、エージェント)立ち合いで、部屋のチェックと公共料金の精算

大家さんが来るときもありますし、エージェントだけの時もあります。

日系仲介会社が入っている場合、英語で書かれた FURNITURE LIST があるので、それに基づき、家具や備品類をチェックしていきます。

あわせて、内装の破損がないかもチェックされます。

僕の場合、こんな感じでした。

請求された退居費用:合計 約 14000円

壁の塗装の一部破損:約7000円(ゴルフバッグでひっかいたもの)

ベッドルーム鍵の紛失(全交換):約4000円(全く使わなかったので、多分、捨ててしまった、、、)

ソファーカバーの清掃:約700円

部屋全体の清掃:約2千円

 

個人的に、一番劣化したのは、ソファーのカバー(キャンパス地)が汚れていて、これは新品に交換かなあ、位に思っていたのですが、洗濯代700円で済んだのですが、壁の塗装は意識していませんでしたので、予想外でしたが、仕方ないですね。

仲介業者さんに迷惑かけたくもないので、すぐに支払いました。

この支払が完了したら、大家さんとのやりとりは終わり、です。

万が一、この後に何か言ってきたとしても、すでにチェックは終わっているわけで、言いなりになる必要はないです。

 

 

インターネット契約の解約

コンドミニアム経由でない直接契約の場合、ルータを返却しに最寄の店にいきます。

僕の場合、3BB という、ちょっとマイナー系の通信会社でしたが、トンローから3駅先のオンヌット駅直結のLOTUS モールにショップがありました。

パスポートとルータを見せて、キャンセルしたい、と告げれば、書類を用意してくれて、サインしたら完了、です。

 

 

退居を前提に、入居前、居住期間に心がけること

シラチャ―コンド

家具や大型家電は極力買わない

住まい探しの時に、必要な家具や家電製品が備え付けられている物件を選びましょう。

バンコク内で引っ越しする場合でも、家具や電化製品がなければ、タクシーで簡単です。

 

退居時に一時的に荷物や電化製品(掃除機や扇風機など)を預かってくれる知人や会社を見つけておく

僕の場合は、所属している会社があるので、そこに、扇風機やゴルフバッグなど、タイに戻る来春まで預かってもらいましたが、知人などで預かってくれる人がいると、とても助かりますね。

いない場合には、ストレージ サービスを利用するのも、ありでしょう。

 

汚れ以上に壁や床などの破損、傷付けには気をつける

今回、痛感したのは、汚れはクリーニング代(せいぜい、1000バーツ、3500円くらい)程度で済むのですが、壁の塗装はがし(こぶし大くらい)の修繕費用に7千円請求されたことです。

仕方ないレベルなのですが、注意するに越したことはないですね。

 

タイ人オーナー物件がおすすめ

大多数の物件はタイ人オーナーですが、中には中国人とか、インド人オーナーの物件もありますが、タイ人の対応は一般的に日本人とかなり近い雰囲気があります。

個人的経験からも、今まで、3つの退居をしましたが、すべてタイ人オーナーで、トラブルは皆無です。

退居時の事柄は契約書に記載はされていますが、どうしても、個々の判断、裁量によって変わってきます。

ずばり、タイ人がおすすめ、です。

 

法外な修繕費を請求された場合の対処方法

レター

納得できないなら、その場で支払う必要はないので、交渉をはじめましょう。

単純に値引き、というのではなく、

・施工(修繕)業者の見積りを要求する

・自分で業者を探して、修理する

といった風にいろいろ工夫の余地はありますが、これを日本人側の仲介会社抜きでやるのは、相当大変な事です。

(自力でできる方は、タイ語ぺらぺらで、仲介業者を入れない、直取引をするのがタイでは一般的です。家賃も安いです)。

 

余程のことがない限り、デポジット(家賃の2か月分)で相殺できない金額が修繕にかかることはないです

そして、仮に法外な金額を提示されても、すぐに支払う必要はなく、日本に帰国してからじっくりとメールでやりとり、でも大丈夫ですので、あまり不安になり過ぎないことが大事ですね。

ただし、不安なら、日系の不動産仲介会社を通じて賃貸契約することをおすすめします。

日本と、”ほぼ”、変わらないサポートが受けられますからね。

 

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