週刊誌の平均年収特集を読んで、総合商社など一流企業の高い年収を見ると、ため息しか出ない。自分はFラン卒だし、とてもムリゲー。もう人生詰んだか、、
今はコロナの影響で良い転職は期待できないし、そもそも、自分には誇れるスキルはない。自分や家族の将来を思うと、気分がうつになる。
Contents
年収アップよりも、会社にはゆるくコミットして、副業をはじめましょう。
今の環境でいくら頑張っても、年収アップは期待できません。
幻想を追いかけても意味無しです。
定時退社と休日出勤、持ち帰り作業をやめて、作りだした余力で副業をはじめましょう
新型コロナ前から続いていた、会社の姿勢、
会社にいられるだけで、ありがたく思え
というノリは変わらないどころか、今後、さらに強まるのは間違いありません。
僕の親世代までは、会社の仕事を必死でやって、上司の覚えめでたくして昇給していく、というのが勝ち組コースだったのですが、今後も期待するというのは危険すぎる思考停止です。
<年収1千万円奴隷だった、僕の反省エピソード>
35歳の時、スポーツ、レジャー関連施設の運営会社に中途入社し、最初は年収600万円だったのですが、期待に応えようと必死にはたらき、毎年、だいたい100万円づつ昇給していき、4年後には年収1千万円に到達しました。
1千万円に到達するまでは、多少不満な事があっても、目指せ、1千万円という、坂の上の雲、的なモチベーションがありましたので、やっていけたのですが、到達してしばらくしたら、
毎朝、4時過ぎに早朝覚醒で目覚めてしまい、再び寝ようにも寝付けず、その日に起こりうる憂うつなことを思いうかべてしまう
給料が増えたのはいいけど、暴飲暴食以外に特に買いたいものもなく虚無感
ストレスから肩こりや首の痛みがひどく、仕事終わりに、2時間のマッサージ(1万円)を週3回受け、1ヵ月に10万円以上出費
このような状況に陥ったのです。
ここで思ったのが、
このまま、頑張り続けて、仮に、今後も毎年、100万円づつ昇給したとしても、全く幸せではないし、さすがに、給料も打ち止めだろう
ということでした。
僕がいたのは中小企業で、100名程度の従業員のうち、1千万円以上はごくわずか、大部分は300万円程度で昇給もない契約社員がほとんどでした。
社内的には良い身分だったわけですが、それでも、個人的にはストレスが尋常ではなく、
このままでは、とても、あと20年、60歳まで元気に、楽しく過ごすことなど
できない
そう思い、40歳で会社を辞め、バンコクに移住してきたのです。
会社辞めたら、元気いっぱいに
今日は朝4時に起きましたが、以前のような早朝覚醒、うつ病のような症状ではなく、この原稿書くぞ! という自発的なやる気 MAX な状態ですので、とても幸せです。
同じ人間でも環境次第でこんなに変わります。
年収1千万円もらったとしても、精神こわれたら、終わり、ということです。
給料は400万円くらいでも副業する余裕があれば、幸せな生活をしながらトータル年収1千万円は十分に可能
ということを、少しでも多くの人に分かってもらいたいと思っています。
大部分のサラリーマンが期待できる昇給って、いいとこ、月収ベースで年ごとに2万円から3万円程度じゃないでしょうか?(歩合給の場合はのぞきます)
月2万円から3万円程度のために、サービス残業にも耐え、土日出勤や持ち帰り作業にも耐え、理不尽な上司にも耐えなければいけない。
全く割に合わないのですが、なぜ、かつての僕を含め、必死で頑張るのかというと、
これ以外、選択肢がない、と思い込んでいる。洗脳されているから。
上司から、”こんな事もできないんじゃ、どこに逃げても通用しないぞ”と言われ、恐怖で固まっている
これだけです。
この洗脳を解いて、ムリゲーの対価の3万円は潔く捨ててしまう。
会社、上司に対しては、
心身ともに疲れてしまいまして、しばらく、負担の軽い仕事をさせてください
こんな感じで、率直に申し出ればいいです。
最近は、コンプライアンスに厳しくなってきていますから、これだけでクビになる会社は少ないですし、仮にそういう所があったら、下記に通報すればいいだけです。
あるいは、マスコミもありですね。あなたが大企業勤務なら、マスコミは良いネタになるので、飛びつき易いです。
意外とだめなのが、人事部がやっている、パワハラ通報窓口、みたいなところですね。
往々にして、窓口担当者から直属の上司に連絡が行き、案件ごと揉み消されたり、さらにパワハラや嫌がらせに遭う可能性があります。
労基署、マスコミとも、実際のところ、殆どお世話になることはないでしょう。
でも、
いざという時には、こういう場があって、自分を守る術になる
こう思えば、余計な取り越し苦労も少なくなる、というものです。
会社をゆるコミットにしたら、出費は減るし、副業で簡単に稼げるように
サービス残業と休日出勤、持ち帰り作業がゼロになり、かつ、無理ゲーなノルマや作業から解放されれば、差し当たり、手当分の収入は減ります。
でも、実は、ストレスが減ると、ムダな出費(酒、たばこ、缶コーヒー、男性ならキャバクラみたいな夜遊びなど)が激減して、月あたり2、3万円くらいは余裕でセーブできるものです。
そして、終業後と土日を使って副業をしていくことで、確実にトータル収入は上がりますし、何より、無限だったストレス生活から解放されるのがたまらないメリットです。
⇒副業については、こちらの記事をご覧ください
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