ビジネス全般 竹花貴騎

【竹花貴騎さん炎上】オンラインサロンがカルト宗教のようになる可能性

2020年11月3日

困った

困った

特に竹花貴騎さんのファンでもアンチでもないのですが(笑)、今回ので、色々と気づきを与えてもらっています。

ていうか、僕自身、竹花さんのYouTubeさえ、今回の騒動まで、見た事ありませんでしたから笑、、、

それで、今回、書かせていただきたいのは、

一部のオンラインサロンは、将来不安からのストレスで苦しんでいる人達の、新興宗教、さらに言えば、カルトのようになっているのではないか?

という事です。

 

オンラインサロンに救いを求める人たち

consider

妙に多いと感じる、”応援”コメント

今回、外野から平和に眺めていて感じたことのひとつに、

竹花貴騎さんのツイートに対して、アンチよりも圧倒的にポジティブなコメンントが多いな

ということです。

ここで誤解して欲しくないのは、竹花貴騎さんのスクールがカルトだ、と僕が言いたい訳ではありません。

そのあたりは、元MPU生なる人たちが、YouTube でお祭りしているので、暇でしたら見ても良いかもしれません。

 

就職控えた学生さんなど、将来に不安を持つ人は多い

ただし、沢山あるオンラインサロンの中で、少数派とは思いますが、カルト性というか、違和感を感じてきたことは間違いありません。

特に卒業控えた大学生さんには極めて厳しい時代ですので、共感します

僕自身、大学4年生の時、就活はかなり舐めた姿勢で取り組んでいたのですが、気づいたら第一志望だった総合商社に全て落ち、他に受けていたところも落ち、一瞬、行ける会社がなくなった時の気持ちを、今でも忘れられません。

どこも就職できなかったら、オレ、一体どうなるんだろう?

3日くらい、食事が喉を通りませんでした

いずれ就活を控えている学生さんは、コロナということもあり、強い不安感との闘いになっているかと思います。

加えて、就職したけれども、雇い止めになってしまった、失職した、という方も多いでしょう。

内定取り消しもありましたね。

 

このような環境で、“教祖様”が出てくるもの、です

先が見えなくてどうにも解決できない状態の中、スパッと、明るい未来を示してくれる存在のインフルエンサーを崇拝し、教祖様と崇めることにより今の苦しみを忘れられるかもしれませんが、正直なところ、そのような場に参加して良い方向に行った人はほとんどいません。

 

よくて、傷の舐め合い

で、これで気晴らしになるなら、多少の課金は気分転換コストとして良いとは思うのですが、笑えないのが、

 

高額のコンサル(1時間数百万円)とか、高額商材を、リボ払いや消費者金融から借金してまで購入してしまう

こと。

さらには、

悪質なオンラインサロン運営者の場合、トレーニングと称して自社の商材を友達に売れ、と命令する

 

 

 

こういう仕組みです

・100万円の情報商材を友達に売って、3万円のアフィリエイト報酬がサロンから支払われる

・その実績を”アフィリ初月で3万円の報酬達成”、あるいは、”売上100万円達成!” と、ツイッターで宣伝させ、さらに客を集めて来るよう命令される。

 

こんな所が実際にあります。

ここまで行ってしまった人は、すでに洗脳されていますね。

いずれは、借金だけではなく、友達関係も破壊してしまう訳です。

マルチと全く同じ展開ですね。

 

東大は、入りづらいから価値があります
→誰でも入れるサロン、スクールの価値とは?

no

会員数の多さ、そのものに価値は無し⇒日本人の同調圧力を利用している、だけ

オンラインサロンにも色々ありますが、交流目的な所であれば、会員数が多い事に一定のメリットがあるとは思いますが、真面目に学習する目的であれば、全く違うと考えています。

 

東大が価値ある
→入試が難しくて、簡単に入れないから

ですよね?

仮に東大が、誰でも入れる大学だったら、すぐに価値はなくなります。

それなのに、なぜ、数が多いオンラインスクールに価値を感じるのは不思議なのですが、多くの人がひきつけられているようですね。

似たような評価方法に、“社長”を輩出した大学ランキング、といったものもありますが、これも全く意味不明ですね。

誰でもなれるのが社長であり、これが、東証一部上場企業の社長輩出ランキング、ならわかりますが、単なる社長の数ランキングって? と、雑誌の特集が出る度に思います。

 

無宗派が多い日本で、根強い、ある種の宗教とは?

trap

ずばり、会社教です。

会社を信じて、余計なことを考えずに追従してきけば、捨てられることはない、というのが、会社教、の基本です。

一部、平成まで残っていた部分もありますが、多少、いやな事があっても、一所懸命働けば、定年までの仕事は保証されていたので、多くの人が会社にすがりました。

ところが、もはや会社が自分の一生まで面倒みてくれることはムリなのが明確になってきました。

でも、もう、会社にはすがれない、他に何かないのか?

日本人は無宗派が多く、週末に教会に行ってお祈りをするような習慣は無い人が多いです。

将来への不安とか悩みがアタマの中を占めてくる中で、スパッと、明るい将来を描いてくれる教祖様、インフルエンサーが登場したら、あたかも救世主のように思えてしまう。

 

例えば、

自分は正直、中学、高校時代にほとんど勉強せず、Fラン大学で、先輩達を見ても、とても明るい将来は期待できない。

みたいに思っているところに、教祖様があらわれ、

学歴など関係ない。オレのノウハウとマインドを学べば、成功者の仲間入りできる

と断言されると、そこにのめりこんでいくのです。

 

個人的、学歴への考え方

基本、意味ないと考えています。

ただし、自分自身、受験生活を経験している者として言いますと、中学とか高校時代という、遊びたい盛りの時期に我慢して、勉強するというのは、すごい自己規律が必要です。

これまでの僕のつたない経験からの所感ですが、受験戦争さえ勝てなかった人は、それよりもきつい社会のリアルな競争には勝ち抜けない可能性が高い、こう考えています。

努力に対する報酬を経験していないから、ラクして儲かる、的な誘いに乗っかるのでしょう。

学歴なくても、十分に成功は出来ますが、最低限必要な努力、行動の継続ができない人があまりにも多い、というのが個人的感想です。

今後、オンラインサロンのカルト化は、ますます、進んでいくと予想

他に救いが見当たらないですし、日本の将来は、少子高齢化で右肩下がりは確定です。

そこに変革を求めても、潰されがちで閉そく感が充満、という世の中ですので、カルトが広がる絶好の環境な訳、です。

自分で正しいものを選別するチカラが必要になってきますね。

-ビジネス全般, 竹花貴騎
-,

© 2024 Kurisan Blog Powered by AFFINGER5