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克服しよう!の一辺倒では、令和以降は割に合いません。お得でないです。
平成までの旧い価値観に従ったら、今後は損をします
旧い体質の会社や上司には、苦手な事をやらせるのが良いことだ、という風潮がありましたし、ジョブ ローテーションという日本以外には(おそらく)ない、謎ルールがあったりするのが日本企業ですが、こうした風土で、
苦手な仕事は克服するものだ!
ということに、疑問を持たずに従順でいることは、今後は割に合わない生き方になります。
僕自身の経験ですが、銀行出身なのに、なぜか 飲食部門長をやらされた人がいましたが、どうにも辛そうでしたし、何より、成果があがらなくて、部下のモチベーションもさがりまくってましたね。
良いことは何もなく、結局、その人は退社しました。
半澤直樹の世界観に近いかもですが、銀行出身の管理職に、とりわけ、このような管理志向が強いですね。
苦手な事をわざとやらせて、上から悠然と眺めてポジション取る、という感じです。
はっきり言って、部下の成長など考えていません。
江戸時代までの封建主義的発想が今でも続いているのです。
刀を持てるのは、ごく一部、みたいなルールですね。
仮に無理して克服したとしても、せいぜい、平均レベルまでしか上達しません⇒市場価値アップにならない
会社、上司から言われた事を、イヤでも従順に、やり続けていたとしても、会社が傾いたら、最終的な責任取るのはあなた、です。
市場価値につながる仕事、そして得意分野をさらに深堀りしないと社外では通用しません。
今までの日本的企業って、ジョブ ローテーションに代表される人事管理で、専門分野に尖った社員を創るよりも、会社のローカルルールに従順な社員に仕立て上げる方に注力してきましたが、これでは、社員は高い市場価値を得られません。
一方、全科目、80点レベルのフリーランスって、全く存在価値ないですよね?
あるとしたら、買い叩かれる対象、下請けでしかなく、サラリーマンより厳しいですよ。
僕自身、嫌な仕事、苦手な仕事から逃れ続けて、良かったと実感しています
2012年にサラリーマン リタイアして以降、苦手な仕事、嫌な仕事から逃れ続けていますが、おかげで、ストレスは激減した一方、得意な事で仕事の依頼が来て、それが好循環となっています。
セミリタイア後、僕が逃れ続けている仕事
- 遠距離の通勤、電車通勤(現在は徒歩3分)
- 頭下げてお願いする営業、テレアポの類い
- 価値ないものを売りつける仕事
- 無駄な社内会議や表敬訪問への対応
- このほか、自分が意味ないと思ったり、嫌だと思うこと全般
こんな感じで、ひたすら、嫌なことから逃れている8年ですが、全然、普通に生活できていますし、スキルの面では、サラリーマン時代の18年よりサラリーマンを辞めてからの8年間の方が、はるかに成長しています。
フリーランスに仕事を依頼する側の立場で考えたらわかりますが、発注側は、フリーランスの得意な業務、スキルしか見ませんよね?
苦手なことはなんだ?なんて、全く考えません。
苦手な仕事のストレスからラクになる、超実践的方法
今の自分がスキル不足なら、率直に上司に相談しましょう
パワーポイントが苦手なら、恥を捨てて(というか、恥でも何でもないですよ)、上司に相談することですね。まずは。
とにかく、ひとりで抱え込まないことです。
生真面目な方ほど、ひとりで抱え込みますが、悪いのは、苦手だったり、未経験な業務を押しつけた上司の方ですから。
あるいは、
社内研修を受けていないから、今から受けさせてください、研修後にやりますので、この資料は○○さんに頼んでいただけますか?
みたいにかわすのもアリですね。
喰わず嫌いの場合もあります
30歳の時、ITベンチャーで働いていたのですが、パワポ経験がなくて、提案書が上手く作れませんでした。
見かねた当時の上司が、土曜日の休日出勤につきあってくださって、パワポの構成案の作り方を教えてくれました。
これを3ヶ月やったら、一気に上達した経験があり、逆に、得意なくらいになった経験があります。
次の転職先では、僕より上手にパワポ提案書を作れる人はいませんでしたからね。
ですから、喰わず嫌いはもったいないです。
加えて、大学は慶應の商学部で、周りは公認会計士を目指す人が多く、会計学はほぼ、必修科目だったのですが、学生当時、僕は、先入観から会計学が好きでなくて、最低限必要な授業しか受けませんでした。
ところが、30歳過ぎに製造業で働いた時、製造業の管理会計、原価計算を実地でやった際、会計の知識がめっちゃ役にたって興奮した経験があります。
やってみると、面白かったりする場合もあります。
スキルはあるけど、どうしても、モチベーションが上がらない場合 ⇒外注という方法があります
上司に相談して、他の人と仕事を入れ替えてもらうか、それも不可なら、外注させてもらえないか、頼んでみましょう。
上司には、部下が適性ない仕事をやっていないか、管理する義務がありますからね。
かつては、こんなサービスありませんでしたが、今や、ココナラで頼めます。
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パワポ資料なら、数千円〜でやってくれる人がいます。
依頼する際の注意事項としては、会社の秘密情報を入れないで資料作成してもらうこと、ですね。
これも上司が許可しないなら、ダマテンで外注するのもひとつです。
その位のタフネス マインド持たないと、これからは生きていけませんよ
(ただし、くれぐれも、会社の秘密情報の管理には気をつけてくださいね)。
なお、少し先進的な会社だと、全社員に外注手当の予算を月あたり3万円とか付けていますが、旧い体質の会社ではむりでしょうね。
日本の会社のあいまいさをTAKE ADVANTAGE する(利用する)、したたかさを持ちましょう
日本の伝統的な会社ほど、職務記述書(JOB DESCRIPTION)があいまい、です。
だから、意味不明な仕事を無茶ぶりされたり、仕事が速い社員ほど、”ラクしているな”と思われる謎ルールにより、割に合わない訳ですが、これを逆手にとって、これは自分の担当範囲ではないです、と上司に抗弁するも良し、一方、担当範囲っぽい場合には、詭弁を使ってもいいから、自分がやらないで済むようにもっていく位の、図々しさも必要です。
職務記述書で細かく定義されている国(日本ほど曖昧なところはほとんどないです)の従業員だったら、もし、書かれていない業務を上司が頼んでも、それは私の担当業務ではありません、と言って、やりませんからね。
日本のサラリーマンも、もっと権利意識とか契約の概念を身につけたら、ラクに生きられます。
被害者意識は絶対だめ、ですよ。
⇒それなら、定年までずっと、不満があっても、我慢と忍耐の人生を送る以外なくなります。
自分が望むものは自分で交渉して勝ち取らないと、いつまでたっても、不満だらけの人生ですよ。
ほとんど全ての仕事が苦手、嫌な仕事だという場合は、どうするか?
大企業で異動が出来るなら、上司に掛け合う価値はありますが、それが不可な場合や中小企業で、という場合には、延々、我慢し続けていても未来がないので、転職、独立を考えましょう。
ただし、まずは、社外でも通用する底力を身につけた方がいいです。
いずれにしても、苦手な事、嫌なことを毎日する人生って、なによりしんどいですし、結果は出ないし、良いことありません。
とりわけ、令和以降は報われない生き方なので、受動的な立場は絶対にやめるべきです。
まとめ:色々トライして、バリバリ、働けることをみつけましょう
やりたいことを、Webサイトを検索したって、そんなもの絶対みつかりませんよ。
とにかく、やってみないとダメです。
プログラミングでもブログでも、映像制作でも、せどり転売でも、まず、お金は掛けないで、無料のYOU TUBEやブログの情報をググって、トライしてみるのがおすすめ、です。
現在の僕は、やりたい仕事だけで生活しています。
これは、何にも換えがたい、楽しく、素晴らしい事ですよ!
一方で、転職エージェントに登録するのも、心の余裕が出来るのでおすすめです。
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