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コロナ下のタイ、バンコク生活はこんな感じです【バンコク在住者のレポート】

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新型コロナの中、バンコク在住の日本人の暮らしはどのような感じですか?

 

バンコク在住者の僕自身が経験したリアルな感想をお伝えしますね。思いのほか、快適に過ごしていますよ。

くりさん

 

4月、5月以外は、基本的な生活に支障なしです

バンコク

4月は、デパート、大型スーパーが閉店状態

多少不便は感じました。でも、買占めによる品不足はほとんど無し、でした。

一方で、一時、アルコール販売が全面禁止となり、ストレスに感じる、という声はありましたね。

僕自身、酒好きですが、ちょうど良い機会と、3週間ほど、アルコール無しで過ごしてみました。

この時期、大部分の会社は、リモートワークにしており、僕が所属している会社も同様でした。

もし、感染したら、どうしよう、という不安は多少ありました

2月末に一時帰国していた日本からバンコクに戻ってきて、しばらくの間は、けっこう不安はありましたね。

日本人で治療を受けた人への請求が200万円といった話しがSNS で広まり、いやいや、やばいなー、と思ったりもしました。

 

5月半ば以降から、次第に制限解除、デパートや大規模商業施設も営業再開

コンドミニアムのジム、サウナ、プールもクロースだったので、毎日、外にジョギングしに出ていましたが、コロナ前よりも沢山の人が走っていましたね。

それが、6月以降は、コンドミニアムのジム等が再開されたので、毎日の生活はかなり平常モードになりました。

個人的にサウナが日課でしたので、とても有難かったですね。

 

日本のような自粛警察、みたいなものは見かけませんでした

マスク着用などのルールは全て、明確に定められていましたので、いわゆる、自粛警察みたいな動きは聞きませんでした。

マスク嫌いと認識されている欧米系の人も、全員マスクをしていましたが、マスク着用でないとコンビニにも入れませんし、電車にも乗れないなど、生活が成り立たないから、です。

 

大部分の会社は、リモートワークか休業でした

僕が所属している会社はリモートと隔日出勤で対応していましたが、5月半ば以降、すこしづつ平常モードに戻していき、現時点(2020年10月)では、完全ノーマル状態になっています。

 

9月半ばには、飛行機で国内旅行、チェンライに行きました

4月、5月には県をまたぐ移動には制限があったのが、現在は完全に解除されており、僕自身、タイ北端の街、チェンライに1泊旅行してきました。

パスポートさえ携帯していれば、コロナ前と変わらない、簡単な国内移動でした。

 

外国人への嫌がらせ的な動きは? ほとんど無しです。

気楽に

個人的に不快な経験は皆無です

SNSでは一部であったと報道されていますが、個人的は皆無ですし、知り合いの日本人も同様です。

それでも、僕自身、2月末に日本から戻ってから、2週間はオフィスに出るのを控えました。

当時は、現在よりもコロナへの恐怖心が大きく、外国からの入国者や外国人が意識されていたことは確かです。

ただし、買い物できないとか、拒否される、といった経験は皆無です。

治安悪化も感じません

外国人狙いの強盗、ひったくりはほとんどなし(平常時と変わらず)。

むしろ、夜間外出禁止期間は犯罪が減少しました。

東南アジアの一部の国では、物乞いが急増している、という情報を目にしますが、バンコクについては、それは感じていません。

4月、5月には、時折、ボランティアによる食糧配給が行われていましたが、人々は整然と並んでいて、物資の奪い合い、みたいなものは全く見ませんでした。

 

下の写真は、近所のベンツ販売店の店頭ですが、約35円(10バーツ)で食パンとか果物、水を無料販売しています。

誰もチェックしていないですし、お金厳しいなら、いらないですよ、といった雰囲気です。

タイらしいですね。

ちなみに、今朝、スタッフさんが、料金ボックス内のお金を回収しているのを見ました。

泥棒にもあっていない、ということですね。

反政府デモは外国人居住区には関係なしです

ちなみに、反政府デモで、一般住民が被害に巻き込まれることは皆無ですし、外国人居住区のスクムビットから離れているので、香港とは全く異なります。

日本のテレビを見た知人から、バンコク大丈夫?と聞かれましたが、あのような報道見たら、怖そうに思いますよね。

全く関係無しです。

さらに、日本大使館が、こまめに注意喚起のメルマガを配信してくださるので、とても安心です。

フィリピン勤務時代にも強く思いましたが、日本の在外公館は、実に良く、働いていただいてますね。

ありがたいです。

 

バンコクの医療体制は?

新型コロナ

コロナ前から医療体制には安心していたタイ、バンコクですが、コロナ対応も素晴らしかったですね。

日本人におなじみのサミティベート病院では、みんなが不安の頂点だった3月、4月あたりは、毎日のように、フェイスブック等で診療状況や空きベッド情報、さらに、治療費についても、細かく情報を配信していました。

すごく安心感ありましたね。

サミティベート以外のローカルの病院でも、PCR検査を受けたければ、すぐに受けられる体制が整っていたので、自分の周りでパニックみたいな雰囲気には全くなりませんでした。

 

経済面の影響は⇒程度差ありますが、確実に影響しています

BUSINESSMAN

駐在員は基本、大きな影響ないが、今後、日本本社の決定に伴い、給与が下がる可能性はあり

駐在員手当があったり、住居費も無料の駐在員には経済的な影響はあまりないでしょうが、お子さんの学校の関係で、単身赴任生活になった方はかなりいますね。

加えて、外注費などのコストダウン指示が本社から来ている、という話もかなり聞いています。

現地採用者⇒日本帰国を余儀なくされるケースが出ています

特に観光関連など、日本人がほとんど来なくなったことにより仕事がなくなった会社は多数あります。

そこで働いていた現地採用の日本人は、タイ政府から守られることもないので、非常に弱い立場です。

同業種への転職は望めませんから、不本意でも日本帰国となった人が出ていますね。

一番厳しいのは、日本料理店のオーナーとスタッフさん

感覚的には、コロナにより、バンコク、スクムビット界隈の日本人オーナーの飲食店の2割から3割程度は閉店したままなので、おそらく廃業と思います。

4月、5月は、テイクアウト、デリバリー以外の営業不可、アルコール提供不可でしたから、居酒屋スタイルのお店は壊滅的な影響です。

大家さんはタイ人ですが、外国人テナントに厳しい姿勢の所は、大部分が空室になって寂しい状況になっています。

 

まとめ:コロナという最悪な状況下でも、タイ、バンコクでは外国人が快適に暮らせると実感しています。

今後、タイ、バンコクに長期滞在したい、移住したいと思う外国人は、増えるでしょうね。

僕自身、快適に住ませていただいている事に、とても感謝しています!

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