タイ タイ移住 バンコク移住 フィリピン 海外移住

タイとフィリピン 移住はどっちがおすすめ?【10個の比較】

2020年7月30日

考える

考える

近い将来、タイかフィリピンのどちらかに移住したいと考えているが、どちらがおすすめなのか、知りたいです。

2012年から2017年までバンコク、2018年から19年までマニラに住み、再びバンコクに戻ってきた僕が、2カ国両国を経験して肌で感じた感想を比較形式でお伝えしますね。これを読めば、あなたがどちらの国向きか、クリアになりますよ。

くりさん

タイとフィリピン移住、10の項目別 徹底比較

フィリピン

食生活 :タイの圧勝

庶民料理でタイが圧勝

スパイスの有無で好き嫌いは分かれるものの、タイの圧勝ですね。

多くのフィリピン在住日本人が言いますが、残念ながらフィリピンの食事は美味しくないと、、、

もちろん、高級レストランに行けば美味しいですが、個人的に着目しているのが、庶民が利用する屋台、食堂です。

フィリピンでは屋台の事をカレンデリアといいますが、大部分の日本人が感じるのは、甘すぎ、味濃すぎ、油多すぎ、です。

その点、タイでは、ガパオライス(バジル炒めご飯)に代表される庶民料理が150円くらいで美味しく食べられます。

タイ料理

野菜の鮮度、種類の多さ、安さもタイが圧勝

フィリピンでも大都会のマニラですと、野菜の種類が少なく、さらに高いです。レタスやブロッコリーは日本より高い位です。

 

一方、タイは野菜が非常に安く、気軽に買えるので、節約生活でもヘルシーでいられます。

 

ファストフードだらけのフィリピン、一方、タイは少ない

フィリピンでは至るところにジョリビーが目立ち、他にもKFCやマクドなどファストフードチェーンが目立ちますが、タイはそれほど多くないですし、勤務先のタイ人スタッフが食べているのを見る事はほとんどありません。

それだけ、タイはローカル飯が美味しくて安い、ということなのだろうと理解しています。

 

酒   :フィリピンの勝ち

ビールなどお酒全般が、タイでは高いので、お酒好きな方はフィリピンに軍配をあげるでしょうね。

例えば、ジョニーウォーカー黒ラベルですと、

フィリピン:1200ペソ(約2500円)

タイ:1500バーツ(約5000円)

といった感じです。

一方で、生活習慣病が気になる年齢の方にとっては、タイでは、高いから控えようと、ビールを1本飲むくらいで、健康的な生活が出来て良いかもしれないですね。

実際に、僕自身、タイにいる時は、高いなあ、と思い、最近はあまり飲まなくなりました。

 

移動手段 :タイの勝ち

比較を大都会のバンコクとマニラに絞りますが(セブは鉄道がありません)、マニラには未だ地下鉄はなく、3本の都市鉄道はありますが、日本人が便利に利用できるものではありません。

 

一方、バンコクのBTS、地下鉄は主要地区を網羅しているので、タクシーが苦手な人でも、だいたいの場所に移動できます。

車内の安全面からしても、タイ、バンコクの勝ちですね。

タクシーについても、バンコクの方がぼったっくりは少なく(観光客相手には相変わらずひどいですが、在住者になれば、言葉にも慣れてくるので、殆どぼったくりはなくなります)、安心出来ます。

 

日本からの距離、疲労度合:フィリピンの勝ち

東京⇒マニラ:約4時間半

東京⇒バンコク:約6時間半

見掛け上は2時間だけの違いですが、両方経験した身としては、倍くらいの疲労度合の違いですね。

特に50歳を越えてくると(現在、僕は48歳ですが)、フライト時間がカラダに与える影響は大きいものです。

なんだかんだで、数か月に一度は日本と行き来する方が多いですし、多い方ですと、毎月、往復していますから、意外と重要なポイントです。

 

住まい :引き分け

どちらでも、日本の方がイメージする、プール、ジム、24時間警備付きのコンドミニアムに(安ければ)3万円くらいから住めます。

細かい作りはタイの方が丁寧かなあ、とは感じましたが、大きな差はないです。

ただし、フィリピンの旧めの物件ですと、エアコンがボックス型(窓際に据え付けるタイプでうるさいですし、冷房効率が悪い)で、これはイマイチですね。

タイはダイキンや三菱はじめ、日本のエアコンメーカーの生産が盛んなこともあり、品質レベルが高いです。

マニラ時代の部屋に備え付けだった、中国ブランドのエアコンの品質は低かったですね。

セパレート型(日本にあるのと同じタイプ)でしたが、うるさいし、ひんぱんに故障しましたので、、、

 

洋服:タイの勝ち

アラフィフ おじさんの僕は、下着がへたったら買い換えるくらいで、タイでもフィリピンでも洋服代はほとんどかかりませんね。

ただし、服好きな方ならば、タイの方がローカルブランドでもおしゃれなものが出てきていますので、楽しめると思います。

 

治安:タイの勝ち

街中でのひったくりやスリはフィリピンの方が多いですね。

バンコクの場合、夜、出歩いても危険な思いをすることはまずありません(とはいえ、女性と小さなお子さんだけでは、殆ど歩いていませんが)。

僕自身、タイでは何も犯罪に遭遇していませんが、マニラとセブで1回づつ、携帯電話をスラれています。

 

医療:タイの圧勝

タイはメディカルツーリズムに注力しており、中東の富裕層が訪れる有名な病院があります。

加えて、日本語対応の病院も複数あり、医療面で不安になることはほとんどないでしょう。

一方、マニラとセブシティであれば、日本語対応の病院はあるものの、タイと比べると、一般的な医療レベルに不安はありますね。

ただし、僕自身、お世話になりましたが、マカティ メディカル センターという病院には日本人デスクという所があり(他の主要病院にもあります)、そこで治療受付や保険申請もやってくれたので、とても助かっていました。これは、バンコクよりも便利でしたね。セブにもあるそうです。

 

言葉:フィリピンの勝ち

タイ移住で苦労するのが言葉だと思います。

かなりの部分、日本語だけでも生活できちゃうものの、タイ語が必要になったら、もうギブアップ、となる場合が多い。

一方、フィリピンの場合、英語が公用語ですから、カタコトでもなんとなく通じるものですし、なにより、文字が読める、というのが大きいです。

 

タイ文字を読むのは、相当な勉強が必要ですから、、、

とりわけ、英語が得意な方であれば、フィリピンの方が圧勝ですね。

 

娯楽 :タイの勝ち

フィリピン勤務時代、週末の過ごし方には多少困ったことがありました。

観光地は色々あるものの、似たりよったりですし、移動で疲れてしまうので、結局は自宅でダラダラ、なんてことが多かったです。

 

一方、バンコクの場合には近郊にパタヤ以外でも魅力的な観光スポットが沢山あり、週末ごとに日帰り旅行でも1泊旅行でも、飽きることがありません。

 

 

まずは短期滞在してみましょう

THAILAND

結局は、個人の価値観です

この記事を読んで、よし、決めた! という方の決断力は素晴らしいのですが、これはあくまで、僕自身の習慣が入っています。

 

僕の知り合いでも、タイが好きな人もいれば、フィリピンの方がいい、という人もいます。

そして、かなり、はっきりと、好みが分かれますね。面白いくらい。

 

結局は、その人の価値観、感じ方ですので、両方に興味あるなら、両方に短期滞在してもらいたいです。

最低1ヵ月は住んでみましょう

 

数日の旅行滞在では見えなかった部分が、1ヵ月以上の滞在によりクリアになるものです。

自炊してみたらどうだった、とか、長く住んでいたら、飽きてきた、などなど。

これは、いずれも経験してみないとわからないことです。

 

タイとフィリピン以外にも目を向けてみたら?

TRAVEL

せっかくですから、東南アジアの主要国を見てまわりましょう。

 

移住先として人気があるマレーシアもせっかくですから見るのが良いですし、さらに余裕があれば、ベトナム、カンボジアあたりも廻れば、良い経験になります。

移住後、東南アジアの中であれば、日本の国内線の気分で旅行できますから、色々みておくと、楽しいだけでなく、役立ちます。

 

僕はタイ移住を楽しんでいます!

 

僕は今、タイ、バンコクに暮らしていて、合計7年になっていますが、タイ、バンコクに対する悪印象、不快は思いは全くなく、毎日ストレスなく楽しく快適に暮らしています。

日本も大好きですが、40歳の時、決心してバンコクに移住していなかったら、このような経験はできなかったわけで、移住して良かったと思っています。

この記事が少しでも参考になれば嬉しく思います。

 

【広告】

英会話ならECC外語学院  まずはカウンセリング&無料体験レッスンへ!

スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)。

 

 

-タイ, タイ移住 バンコク移住, フィリピン, 海外移住
-, , ,

© 2024 Kurisan Blog Powered by AFFINGER5