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結論:バンコク移住月5万円生活はできます。ただし、中長期的にはおすすめしないし、もっと楽しい生き方があります。
バンコク移住5万円生活の条件:家賃と食費を抑えること
バンコク移住、5万円生活、というのがトレンドワードになったようで、ツイッタ―等でも話題になりましたが、出来る、いや無理です、と色々な議論があるかと思いますが、要は、
月5万円⇒バンコクの最低賃金(月15000バーツ)とほぼ同じなので、ローカルタイ人のレベルで生活できるなら、可能ですよ
ということです。
バンコク移住月5万円(15000バーツ)生活のモデルケース
- 住居費:17000円(5000バーツ)1バーツ3.4円で計算
- 食費: 20400円(6000バーツ)
- 交通費:3400円(1000バーツ)
- 消耗品費、雑費:3400円(1000バーツ)
- 娯楽費:6800円(2000バーツ)
- トータル: 51000円(15000バーツ)
構成比の高い住居費と食費がポイントです。
住居
バンコク経験ない人が、いきなり、ローカル物件のバンコクのコンドミニアム、アパートに住むのは事実上、無理ゲーです。
最初は、ドミトリーで1泊500円くらいの所に住むのがおすすめ、です。
同じような目的の人と知り合いになって、情報交換もできます。
食費
1ヵ月2万円、6000バーツで抑えるには、
ほぼタイ料理
の生活となります。
タイ料理であれば、1食150円程度(40バーツ)で収まりますから、1日あたりの予算200バーツで、缶ビール1本(40バーツ)も買えるくらいです。
ただし、これができるか、やってみないとわからないです。
僕の周りの日本人は、8割はタイ料理の毎日は無理ゲーで、1日1回は必ず日本食ですが、そうなると、1日あたり、300バーツは余裕で超えてしまいます。
5万円というのは、タイ人のバンコクでの最低賃金(1万5千バーツ)と同じ。
今、籍を置かせてもらっている会社でも最低賃金の人はいますが、
・通勤はバイク
・食事は全てタイ料理
・住まいは、友達とシェア(月、2千バーツ)
こんな感じで生活していて、全然問題ないのですが、大部分の日本人には厳しいです。
おすすめしない理由⇒将来性がない。
ジり貧になる。本も買えない。
さきほどの生活費モデルケースを見ればわかりますが、これ以上の節約は、ほぼ無理です。
となると、勉強のための本とかタイ語や英語のレッスンを受けるといった自己投資に充てるお金はほとんどありません。
月5万円で、とりあえず生活はできても、未来がない、という状態です。
節約生活にも限度があり、逆にストレスが増えて破たんする
仮にタイ料理嫌いな人が、無理して節約のため、毎食タイ料理となったら、それは苦行です(僕は全く問題無いですが)。
1ヵ月程度なら大丈夫でしょうが、無理がたたって、酒に依存する生活になったり、さらに体調崩したりして、結局、日本に帰国、というのは、かなり多いものです。
月5万円疑似生活を1ヵ月やってみました
新型コロナで完全リモートワークとなった2020年4月から5月にかけて、こんな生活を試してみました。
・1日の食費は200バーツ以内(ビールなど酒も含め)
・娯楽系(バーやマッサージ等)には一切行かない(というより、閉店でしたが、、、)
・レジャー:毎日のジョギングのみ
まだ、このブログを始めていなかったので、やることなくて、歴史小説(阪の上の雲などの司馬遼太郎作品や、十八史略、三国志など)を毎日1冊ペースで読んで、けっこう充実はしていました。
ただし、ドけちになりすぎましたね。
本は全て購入済みのものだけで、新しい本を買ったら、一気にお金が減るので、それがストレスに、、、
ということで、今は、月20万円生活に戻っています。
日本人にとって、バンコクは住みごこち最高⇒だから、バンコク5万円、がトレンドワードになった。
ニューデリー5万円とか、ダッカ5万円みたいには、なりませんよね?
それだけ、バンコクは、日本人にとって便利で快適、だけど、物価は低い、という、素晴らしい街なのでしょう。
月3万円程度で、ジム、プール付きのコンドミニアムに住めて、しかも、日本に近い暮らし、という点ではバンコクが神レベル、です。
フィリピン マニラでの1年半の生活で実感したこと
2017年後半から2019年4月まで、マニラの不動産会社で働いたので、マニラ、マカティ市のコンドミニアムで暮らしましたが、物価はバンコクより低い位でしたが(電気代は3倍くらいでしたが、、、)、食べ物は口に合わず、いろいろストレスが大きく、月に1回は日本や台湾に週末旅行しないと、精神バランスを保てなかったです。
一度、マニラからバンコクに来た時、セブンイレブンがまるで違って便利で綺麗なので、バンコクいいなあ、と、当時思ったりしました。
基本的な生活費は5万円にしつつ、本などの投資には別の財布を用意する、という考え方なら、大いに賛成です。
特に固定費を抑えるというのは、アフターコロナの生き方として非常に重要になることは間違いないので、自己投資などに別勘定の予算を作っておく、というのはとても良いと思います。
トレード(FX、株式取引、仮想通貨、暗号通貨)やノマドワークの人にはバンコク、タイ移住は相性いい。
ネット環境が劇的に改善されたので、問題無しです
僕自身、バンコク移住してから5年間は、株式やFXトレードをやっていましたが、アメリカの雇用統計が発表される時間がタイ時間だと19時半だったりして、日本よりトレードし易いな、と感じていました。
税金面でも優位だったりもしますからね。(詳細は専門家に必ずご確認くださいね)。
あと、一番良いのは、近所の目が気にならないこと、ですね。
朝方までFXトレードして、ぼーっとした状態でコンビニに朝ごはん買いにいっても、全く視線が気にならないのは、バンコク、タイなど海外移住生活のメリットです。
ノマドワーカーもとても過ごしやすい
最初はバンコクで過ごしてみて、慣れてきたら、パタヤ、シラチャ―(日本人街)。
さらに、北部のチェンマイやチェンライも、LCCで安い時には2千円くらいで飛べますし、夜行のVIPバスも経験しましたが、意外と快適です。
よほどのド田舎でもなければ、タイはインターネットが発達していますから、仕事には問題ないです。
今、貯金もないし、起業する勇気もない⇒現地採用に応募、がおすすめ。
ビザも会社負担ですし、月5万円以上の生活は余裕
基本的に最低賃金は17万円(コールセンターは10万円)ですから、贅沢しなければ、十分に生活はできます。
ポイント:バンコクに職場を限定しないこと
バンコクの近郊 サムットプラカンやチョンブリ―、ラヨ―ンに沢山、製造業系の会社があります。
一番通りラヨ―ンでも、バスで片道3時間程度、500円くらいでバンコクに来れますから、週末だけ、バンコクを楽しむこともできます。
月5千バーツで、タウンハウスに住めたりします。
最低限必要なもの:2つだけ
クレカ(複数枚)
海外旅行傷害保険がとても重宝するので、付帯しているものを選びましょう
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僕も持っています。
英語は最低限勉強しよう(移動時間だけでもオッケー)
バンコクに来る日本人は英語出来る人が少ないですから、逆にチャンスです。
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まとめ:海外で生活する、というのは必ず良い経験になります。
僕自身、8年生きていますが、何とかなるものです。
真面目に生活していれば、自然と、困った時に助けてくれる友達もできます。
今日は、以上でおわりです。