同僚に相談できる話でもないので、どうしたら良いか、困っている
Contents
セミリタイア後、毎月のキャッシュフロー< 毎月の支出 、になって苦しくなる
セミリタイアする多くの人は、上記のようになるので、いずれ、貯金が底を尽くのが見えてきて、不安になってきます。
仮に、2000万円の退職金を得たとしても、全くの無収入状態となったら、毎月30万円の支出を想定した場合、
30万円×12ヶ月=360万円
2000万円÷360万円=5.5年
このように、6年持ちません。
加えて、やりがちなのが、
まとめてもらった退職金で、飲食店などの商売をはじめたり、高利回り投資に全力投球して、結果、全額を溶かしてしまう
ことです。
何を隠そう、僕自身、セミリタイア後に、ハイリスク案件投資や飲食業に手を出したことにより、一億円近くのお金を溶かしています
僕は運良く、立ち直れることが出来ましたが、非常に危険なので、絶対におすすめしません。
セミリタイア後、毎月のキャッシュフロー > 毎月の支出を作り出す
これがとにかく重要です。
この状態が盤石になる前にセミリタイア、というのは、非常にリスクが高い
行動になります。
毎月のキャッシュフロー > 毎月の支出を作り上げる3つの手順
堅実な資産運用(配当利回りメイン)をはじめる
堅実な資産運用の期待利回りは年率3%~4%程度と考えるのが安全です(高利回り投資はハイリスク、破たんしたらゼロになります)。貯金1千万円では年間30万円しかキャッシュフローが得られず、これでセミリタイアはムリゲー。
なお、既に不動産投資から安定したキャッシュフローがあるならば、これは無しでも良いです。
ちなみに、2~3年程度でセミリタイアしたい人が、今から不動産投資やる、というのはかなり ハイリスクです(やるとしたら、ボロ戸建、か)。
堅実にセミリタイアした知人のケース
自分の周りで不動産投資でセミリタイアした人は、収益が安定化してから10年以上経過し、経験も積み、かつ、自動車やパソコンなどを不動産事業の収益から支払い(経費化)、つまり、大部分の出費が経費処理できるような状態を築いて、実質的に極めて低い固定費の状態を作り上げてからセミリタイアしています。
生活費を下げる(毎月の固定費を下げる)
これは人によりますが、下げれば下げるほど、
毎月のキャッシュフロー > 毎月の支出
この状態を作りやすくなります。
毎月、決まった給料がもらえて、かつ、基本的に昇給がメインで、毎年、減給のパターンが少ないサラリーマンと異なり、セミリタイア後の収入基盤は不安定になりますので、固定費は低ければ低いほど、ストレスなく暮らせるようになります。
(これは、僕自身がセミリタイアして、はじめて実感したことです)
一方、資産運用で予想以上に利益を出せた、とか、仕事で臨時的な収入を得た、という場合には、豪華なディナーや旅行などで、多少の贅沢をしても問題ありません。
重要なのは、
毎月の固定費を下げて、収入が減った月でも不安が増さないようにする
ことです。
セミリタイア後の生活をイメージして、どこまで固定費を下げられるか試算するのは、とても重要です。
2.1 で足りないキャッシュフローを自分のスキルで稼げる仕事で作りだす
1と2の行動をした上でもキャッシュフローが足りない場合には、仕事でお金を稼ぐ事で、トータルのキャッシュフローをプラスで維持するのが大事です。
45歳以上となると、基本的に再就職は極めて厳しく、かつ、割増退職金をもらえるくらいの大企業勤務の場合には、明らかにキャリア ダウンみたいになり、気分も落ち込みます。
アルバイトも同様で、さらに、単純労働系が基本ですので、今後、体力が落ちてきたら、自分より若い人に、いくらでも取って替わられる状態となりますので、決しておすすめはしません。
セミリタイア準備:副業⇒自分ビジネス、の流れを作るのが最重要
僕自身、現在48歳ですが、20代の頃イメージしていたよりも、はるかに、気力、体力とも充実しています。
毎朝、4時に起床して、この原稿を書きつつ、ブログの新しい技術とか、英語などを学んでいますが、記憶力や思考力が20代の頃より落ちたとは全く感じません。
落ちたのは、視力で、小さな文字を読む時には、老眼鏡が必要になりました、、、涙
ですから、"自分はもう歳だから” と思って、新しい事に挑戦しなくなるのは、完全に甘えですし、何より、僕自身、日々、収入源を増やすべく、行動しています。
ちなみに、現在の収入源は、以下の通りです
タイの会社の給料
タイのコンドミニアム家賃収入
富裕層向けの海外資産運用のサポート(不動産メイン)
フィリピン不動産売却のサポート(成約時のみ収入発生)
タイ製品(アパレル関連等)の日本への輸出ビジネス
冬場だけですが、北海道で除雪作業
僕の場合は、フィリピン勤務時代の経験と顧客基盤、それとタイに住んでいることによるメリットを生かした自分ビジネスがメインとなっているのですが、日本に住んだままでも出来る副業は沢山あります。
セミリタイア前に、個人ビジネスのスキル、基盤を身につけるのが、安心したセミリタイア生活には不可欠です。
40歳代の場合、すでに貯金があったり、加えて割増退職金もありますから、
毎月のキャッシュフロー > 毎月の支出
この点をさきほど紹介した方法で着実に行い、達成できれば、元手の退職金は基本的に手つかずなので、安心して楽しいセミリタイア生活が送れることは間違いないです。
今後、さらに多くの日本人が、幸せなセミリタイア生活を達成して欲しいと、いつも思っています。