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タイから日本への発送⇒20kgまでなら、EMSがおすすめ、です
新規でやるなら、EMSがおすすめ
すでに、DHLやFedExなど、民間デリバリー会社のアカウントを持っている方は別ですが、これから、という場合、EMSが安くておすすめ、です。
僕自身も使っています。
ただし、EMSは、アマゾンFBAへの直送不可なので、fedexやDHL など民間を使用することになりますね。
EMSタイから日本への送料
最大サイズの箱で送る想定です。
箱の寸法:55cm×45cm×40cm(郵便局支給のもの、です)
最大重量:20キロまで
Tシャツ(1枚180グラム)なら、70枚ほど入ります。
送料:4770バーツ(日本円で、約16695円、1バーツ 3.5 円換算)。
Tシャツ1枚あたりの、タイ⇒日本への航空貨物EMS送料
250円ほど
となりますね。
所要日数
2020年9月実績で、東京まで約10日間です。
インターネットで追跡できますが、2020年8月のEMS再開後、かなりスムーズになっていますが、通関に日数を要していますね。
タイから日本への輸入関税
本格的な商業輸入の場合には正式な通関手続きとなりますが、EMSで日本に送る場合には、輸入申告手続きなどをすることなく、輸入者が、荷物を受け取る際に納税となります。
ですから、送付前に、明確に税率が確定はしないのですが、衣類なら、だいたい10%(CIF価格:タイでの仕入れ価格 COST、 保険料 INSURANCE 、FREIGHT 運賃、がベースと考えておけば良いでしょう)。
新規で、EMSで送れる程度の量であれば、まずは、個人輸入ベースになるのがほとんどだと思いますが、扱い量が増えてきた場合には、免許を持つフォワ―ダ―、物流会社に委託することになりますね。
通関業務などまとめて代行してくれます。
タイ輸入物販 収支シミュレーション
自分が使っているエクセルシートを貼り付けてみました。
数式ごとアップできないので、画像になってしまいますが、数式が入ったシート希望の方はコメント欄に入力いただければ、無料プレゼントさせていただきます。
メルカリ、アマゾンとも、タイで525円で買えるシャツを日本で2500円で販売する場合を想定しています。
メルカリの場合
メルカリの場合、全商品、手数料は10%で、シンプルです。
アマゾンの場合
アマゾンの場合には、商品カテゴリーごとに手数料率が異なるのと、FBA を使用したり、広告を出したりと、コストの可変部分がかなりあります。
発送関連の作業はどうする?
タイ製品の買い付けを経験して痛感したこと
日本とタイでは不良品の基準が異なる、ということです。
タイでは問題にならない、縫い目のホツレや、糸の残り、洗えば落ちる汚れでも、日本のネット販売ではクレーム、返品や低評価レビューにつながるので、日本で売るならば、チェックが重要になってきます。
日本に届いてから検品、返品処理していたら、コスト倒れになります。
タイのショップは良心的な所が多く、返品に応じてくれますが、仮に、日本に着いてから検品して、タイに送り返していたら、送料でコスト倒れになります。
検品、個包装の人件費が5分の一で済むタイです
実際に自社スタッフの検品⇒個別包装の様子をみたのですが、シャツ1枚あたり、5分程度はかかります。
これ、時給千円で日本でやったら、1枚あたり83円。
これがタイであれば、時給200円くらいで十分に頼めるので、1枚あたり約20円。
大きな差になります。
タイの人は、このような作業を丁寧にやってくれます。
ちなみに、卸業者に、こちらの基準で検品してもらえないか打診したのですが、返事はノー、でした。
そもそも、そんな厳しい基準で商売やってないので、どういう作業するのか、イメージもできない、という感じでしたね。
タイ バンコクの代行業者に問い合わせるのも、ありですね
以下の作業を代行してくれます。
バンコクにいくつか、このような作業を代行してくれる会社があります。
買い付け代行
商品リサーチ代行
さらに、ショップに出向いて、生チャットで映像を見せながら、商品を選ぶサービスも応相談、みたいです。
僕自身、日本の買い手と、この手法でリアルタイムで商品選定していますが、映像ですと、画像より質感がわかりやすいです。
かつては、日本からバイヤーが来て、ショップで商品選定していたのに、インターネットの威力はすごいですね。
検品
洗濯表示タグ作成
アマゾン販売するなら、きっちり日本の法律に適合させるべき、ですね
個包装
透明ビニールに包装、日本側では、ゆうパックなどの封筒に入れるだけで発送できます。
まとめ:バイヤーがタイに来れない、今こそチャンスです。
僕自身、ショップにいくと、コロナ前は沢山日本人バイヤーが来ていたのに、という声を聞きます。
それだけ、買い付けが減っている、ということですから、しばらくタイに来れなくても、日本で買い付けをするルートを作れば、大きなチャンスになりますね。