こんにちは くりさん(栗原)です。
以下のような報道がありました。
一部引用します。
タイ政府、2021年7月以降にワクチン接種証明により通常入国を認めることを検討
現在タイでは、観光での入国は可能なものの、入国時に2週間の隔離措置を必要としてます。これを『ワクチンパスポート』によりワクチンの接種を証明することで隔離措置を免除しようという動きになります。
Contents
新型コロナのワクチン接種(ワクチン パスポート)により、2週間のホテル強制隔離がなくなれば、メリット大ですね
現在の最大のボトルネックは、2週間のホテル強制隔離
2020年12月に成田に一時帰国した僕が経験した日本とはくらべものにならない、厳しい強制隔離です。
20万円から30万円の宿泊費用(食事付きです、もっと高級なところもアリ)
隔離期間中は禁酒、禁煙(特に愛煙家には厳しいですね)
基本は、ホテルの部屋内でずっと過ごす(ホテルによっては、フィットネスジムやプールの利用可ですが、ひとたび、感染者が出たら、一気に厳しくなります)
日本人観光客には完全ムリゲーな条件ですね
コロナ前、たくさんの日本人観光客がタイに来ていましたが、だいたいは、3泊とか4泊です。
この3泊とか4泊のために、14日間の隔離を受ける人、まず、ないでしょう。
そして、日本人以外だって同じように考えますから、現在、タイへの外国人観光客は極めて少なくなっているのです
(特別観光ビザで入国するニュージーランド、オーストラリア、中国等からの旅行者は多少いますが)。
現在、タイに入国できない訳ではないが、ほとんどの人が断念するのは、費用と手間
タイのビジネスビザ保有者の僕でも、二の足を踏んでしまう状況です
タイの会社に所属しているので、ビジネスビザとワークパーミット(労働許可証)を保有しているのですが、それでも、14日間の隔離とか、PCR検査とか、入国許可、医療保険加入が必要な状況です。
その中でも一番大きな要素が、14日間隔離、ですね。
費用と窮屈な生活を考えると、タイに戻るのに対して、二の足を踏んでしまいますね。
ビザがなくても入国できるが、費用と手間以上のメリットがないと、萎えますね
タイで仕事をしたいので、日本でビジネスビザを取得して14日間の隔離を経て、晴れて自由な身?となった人を何人も知っています。
ただし、その中に観光客はいません(当たり前ですが)。
大企業に所属していて費用が会社持ちだったり、中小企業の経営者で、実質自腹負担であっても、それ以上のメリットがある、と思える人だけが入国している感じです。
あとは、商用でも、数日間程度のスケジュールの人は極めて少なくて、3か月とか半年、あるいはそれ以上滞在予定の方が多いですね。
これも自然なことですね。
ワクチン接種しても、残りそうなハードルは? 予想してみました
ワクチン接種したら、すべて解決、とまではいきませんね。残念ながら、
約1千万円分の医療保険加入
知人が見積取ったら、保険料は約20万円でした。
これでは、短期観光客には、引き続き、ムリゲーですね。
多くの日本人が保有しているクレジットカードの自動付帯保険では、認められていませんので。
日本で暮らしていますと、だれでも医療が受けられる、と思ってしまいがちですが、外国では常識ではありません。
タイで病院に行ったら、まずは、支払い方法を聞かれて、クレジットカードがなければ、診療拒否の可能性大です。
渡航前の(日本での)PCR検査とコロナ陰性証明書
以前よりは、民間の検査所も出来ましたから、比較的、ハードルは下がりましたね。
でも、かったるいことは間違いないです。
コロナ前、タイに短期旅行に行くのに、何もいらなかった訳ですから。
タイへの入国許可と行動追跡アプリへの登録義務
在日タイ大使館からの入国許可は必要でしょうし、スマホに行動追跡アプリをダウンロードして、逐一、行動が管理されることに同意しないといけないのもあるでしょうね。
マスク非着用で街中を行動する、とかタイではあり得ないです。
瞬間で身柄拘束されて、外国人ならば、国外退去処分や、再入国禁止措置の可能性だってあります。
さて、ワクチン接種される時期は?→2021年中のタイ入国のハードルが下がるかも
今の雰囲気では、一般の方々には、夏以降、という感じですね。
高齢者ワクチン接種は4月以降にずれ込み 河野担当相、知事会に説明https://t.co/TqMqVRK38X
「ファイザー社とやりとりをかんがみ、最短でも4月1日からの接種開始になる」と説明。
6月の第3週までに2回目の接種を終える見通しを示した。
政府は当初、高齢者向け接種を3月下旬以降と説明していた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 27, 2021
高齢者ワクチン接種は4月以降にずれ込み 河野担当相、知事会に説明
「ファイザー社とやりとりをかんがみ、最短でも4月1日からの接種開始になる」と説明。
6月の第3週までに2回目の接種を終える見通しを示した。
政府は当初、高齢者向け接種を3月下旬以降と説明していた。
となると、タイ政府が受け入れ時期としているのと、同じ頃からの接種、ということです。
ワクチンの普及により、イメージとしては、今年秋から、冬くらいには、14日間の隔離無しでのタイ渡航ができるようになるかもしれない、という事で、久々に明るいニュースをお伝えしました。