こんなツイ―トがありました。
SRRVビザ発給停止 35歳以上などの条件見直しへ:特別退職者ビザの受給資格などを見直すためビザ発給手続きを中断
— まにら新聞 (@manilashimbun) October 25, 2020
SRRVビザ発給停止 35歳以上などの条件見直しへ:特別退職者ビザの受給資格などを見直すためビザ発給手続きを中断
フィリピンのリタイアメントビザ、SRRV ビザの発給手続きが中断、ということで、このような報道がされると、
いよいよ、外国人はビザを取れなくなるのか?
みたいに、焦る方が出てきて、本来、必要でもないのにビザ取得に動く人まで出てくるものですが、全く焦る必要ないですよ、というお話しをさせていただきます。
Contents
フィリピン、タイのリタイアメントビザについて、焦る必要は全く無しです
新型コロナ収束後、経済立て直しに外貨が必要だから
現時点(2020年10月26日)では、他国から感染者を入国させたくないので、どこも慎重ですが、いずれは収束します。
そうなれば、各国、外国人の受け入れには積極的になります。
お金が欲しいからです。
厳しく管理されるのは、就労許可ですね。
自国民の就労機会が奪われることには、かなり神経質になるでしょう。
なお、さきほど取り上げたツイ―トは、フィリピンで日常茶飯事の政争の具、というものです。
上院議員が発言したのですが、SRRV で滞在していた中国人がオンラインカジノ(POGO)で不法労働しているから、SRRV を見直せ、という趣旨ですが、完全に論点がずれています。
当該中国人の管理を当局がきっちりやれば良いだけの話しです。
日本人の特権、ビザ無し滞在+観光ビザで、まずはお試し移住しましょう
※下記情報については、頻繁に変更されますので、必ず、渡航前に最新情報を大使館などに確認してくださいね。
フィリピン:
まずは、ノービザで30日間滞在
初回観光ビザで59日間
さらに延長の場合、現地イミグレで手続き可能です。
タイ:
ノービザ30日間+ツーリストビザ 60日で計90日間(3ヶ月)。
さらに延長も出来ますが、3ヶ月間、おためし移住したら、決断できるのではないでしょうか。
フィリピンも同様ですね。
どうしても決断できないから、延長手続きすれば良いです。
なんで、3ヶ月程度、としているのかは、次で説明します。
短期滞在時点で、日本に帰国したい、となるケースが非常に多い
実際に自分で住んで、暮らしてみないとわからないことが多いものです。
日本人の大部分は真面目なので、移住となると、まず、ビザ取らないと!と、そこに最大限のエネルギーを使うケースを多々見て来ました。
ところが、実際にフィリピンやタイで暮らしてみたら、
やっぱり、日本が一番いいや。帰りたい。
こんな気持ちになるのですが、ビザのために200万円とか、それ以上の出費をしていると、もったいないと思って、判断がぶれてしまうのです(会計用語で埋没原価、サンクコスト、といいますが、意志決定にブレを生じされる大きな原因となります)。
移住前はホテル暮らしで、何も問題もなかったのが、コンドミニアムを借りたら、不具合が起きて、いざ、それを直すにも、言葉の問題があって、疲れてしまう、、、
こんな積み重ねの毎日で、
思い描いていた海外リタイアメント生活とは違った
となるケースが実に多いものです。
僕自身、フィリピンでSRRV が不要になったからということで、解約手続きのサポート経験がありますが、
フィリピンに来てはじめて、日本の良さがわかりました
と仰られる方が実に多いものです。
だから、まずは、
お試し移住をしてみましょう
と言っているわけです。
新型コロナで、それぞれの国の本当の実態を知ることができました(これ、メリットです!)
ビザ ⇒決して、確実に入国できる権利ではない、こと
新型コロナで分かったことです。
タイでは、ビジネスビザと労働許可証を持っていても、タイ入国には様々な手続きと費用がかかります。
ですから、僕自身、3月以来、すでに6か月以上、ずっとタイにいるのです(とはいえ、バンコクでは快適に暮らせているので、文句ありません笑。タイのみなさんにも感謝してます。)
リタイアメントビザ(ロングステイビザ)とタイランドエリートも入国できるようになったと報道されていますが、ビジネスビザと同様、様々な手続きや14日間のホテル隔離があります。
一方、フィリピンでは、SRRV保有者は、現時点ではフィリピン人配偶者がいないと入国できません。
永住権的なビザと言われていたのに、です。
でも、年会費の360米ドルは払い続けなければいけません。
入国しないから払わないでよい、なんていうことはないです。
つまりは、タイでもフィリピンでも、ビザは水戸黄門の印籠では決してないのです。
外国人は従う以外ないです。
一番悪い時期(つまり、新型コロナの今)に、その国の本質がわかります
今の現状を良くみて、将来、別の災害やテロのような非常事態になった時でも、外国人に対する一定のケアをしてくれるかどうか、わかるものです。
治安が維持されているか?
一時帰国を希望する場合、サポートしてもらえるか?
ひどい不便さや物資不足などがないか?
これらは、現在、それぞれの国で暮らしている人に直接聞くのが一番です。
タイ、バンコクで暮らしている僕の感想は、タイは現在も素晴らしく快適に暮らせていますし、重要情報は迅速に日本大使館に伝えられており、外国人が阻害されている印象は皆無。
非常に有難く思っていますし、従来以上にタイが好きになりましたね。
フィリピンのクオ―タ、SRRV 以外の永住権をうたったビザについて
エージェントが積極的に販売していますが、ぜひ、実際に取得した人やフィリピン在住の日本人に質問して、リアルな情報を入手することをおすすめします。
例えば、無犯罪証明書不要、というビザがありますが、裏を返せば、犯罪歴ある人でも取れるビザ、ということになります。
無犯罪証明書が必要なSRRV を取得した僕の経験上、SRRVはフィリピン入国時、イミグレ係官から、リスペクトされたものですが、無犯罪証明書不要のビザでは果たしてどうなのか?
このあたり、リアルな情報を入手した方がいいですね。
まとめ:今はじっくり、情報収集しましょう。おすすめは、ツイッタ―ですね。
かなり、リアルな情報を入手できますので。
タイ入国のためのコロナ医療保険を発表
これは短期旅行の外国人にとって、メリットありますね
30日間で約5000円から16000円程度(1,600~4,800バーツ)で、入国に必要な医療保険に入れることになります
外国人を受け入れて経済回復しようという意志を感じますね#タイ入国https://t.co/COwUKdrL3R— くりさん@バンコク 海外移住8年目 40歳でセミリタイア タイで快適生活中 (@kurisanbangkok) October 24, 2020