最近、タイに入国できている日本人について知りたいです。
どのような日本人がタイ入国しているのか、僕が入手した情報をベースに解説しますね。
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新型コロナ感染拡大後の日本人のタイへの入国者数
2020年1月から9月までの日本人タイ入国者数 推移
1月 162,817人
2月 140,602人
3月 29,645人
4月 649人
5月 627人
6月 717人
7月 1,051人
8月 1,656人
9月 2,680人
タイで新型コロナへの警戒が高まっていた4月から6月は、入国者数にも反映されています。
ただし、7月以降、すこしつづ増加してきており、僕の知人も複数名、入国しています。
僕自身の2月末のタイ入国は ⇒ ほとんど、平常時と変わらず、でした
2月末に仙台からバンコクへのタイ航空便(30名くらいしか乗っていませんでした)でバンコクに戻ったので、2月の14万人の中に含まれて
いる、ということになりますね。
当初、3月10日のタイ入国を予定していたのですが、2月半ばの時点で、新型コロナの感染が日に日に増えていたので、万が一タイに戻れなくなったらまずい、と思い、タイ航空さんにお願いしたら、新型コロナの特別対応で、予定変更に応じてもらえたのです(感謝)。
それで、タイに戻って来たのですが、入国審査前の検温があった程度で、ほとんど、コロナ前と変わらない、スムーズな入国でした
(ただし、機内から空港まで、恐ろしくガラガラ、でしたが、、、)。
それで、3月以降はずっとバンコクで生活しています。
どのような属性の日本人がタイに入国できているか?
日本人入国者の主な属性
現在の仕事に関連して、日本人の入国状況がある程度わかるようになっています。
統計数値ではありませんので、あくまで個人的に経験したこととして認識していただければと思いますが、最近、タイに入国している日本人の属性は下記の通りです。
1)元々、タイで労働許可証を保有しており、一時帰国していた日本から戻って来た人
2)労働許可証を持っている人(駐在員)の夫人と子供
3)タイでのインフラ系の工事を行なうため、新規でビザと労働許可証を取得して入国した人
4)タイの学校で教鞭を取る為に入国した人
圧倒的に多いのが、1)の、元々、労働許可証を持っていた人です。
新規で労働許可証を取る、という場合には、国家的なプロジェクトだったり、大手企業に関わる場合には、入国許可が出やすい感じです。
僕の知っている中では、元々のタイ渡航スケジュールは今年3月だったのが、延期となり、半年後の9月に入国できた、という話しを聞いています。
入国許可が出やすいのは?
このような状況、実績から推測できることは以下の通りです。
・大企業社員や国(日本とタイの両国)がサポートしてくれる場合
・インフラなどの公的プロジェクトや教育関連など公共性が高い場合
・上記に該当しない、コロナ前には非常に多かった、ビザ無しで数日程度の滞在のための入国は極めて厳しい状態が続く
タイ入国へのコストと時間に見合わないと入国に踏み切れない
バンコクの指定ホテルでの隔離費用(最低10万円以上から30万円以上)と時間(14日間、自由に行動できない)を考えますと、短期滞在には全く見合いませんからね。
僕の知り合いでも、タイに入国したい人は沢山いますが、みんな困っています。
バンコクに部屋を借りているけれども、使わないのに家賃だけ支払うのはもったいない、ということで、解約して退居するので、荷物をしばらく預かってください、と頼まれたケースもあります。
物件をずっと空室にしていると、水漏れに気づかなかったり、色々と困ることが出てくるのですが、自分で見ることができない、というのは、かなりのストレスになります。
新型コロナによりバンコク在住日本人にも動きが出ています
日本への一時帰国が出来なくなり、困っている日本人
困っているのは、日本にいる人達だけではなく、現在、タイで暮らしている日本人も、です。
まさに、僕が、そのひとりなのですが、一時帰国した場合のタイに再入国する手間と費用を想像するだけで、やめておこう、となります。
心が折れる時はありますが、それでも、タイ、バンコクは、外国の中では暮らしやすい方です。
そう思って、毎日暮らしています。
でも、秋の味覚と日本酒を、日本で楽しみたいです 涙
ご夫人と子供を帰国させて、お父さんだけで単身赴任となるケース⇒不動産需要に変化
コロナ感染が不安というのではなく(日本よりバンコクの方が安全、という認識の人が多いですし、僕もそう感じています)、お子さんの教育上の観点から、ですね。
日本の学校は春先だけ休校となりましたが、タイの学校では教員がタイに入国できない等の理由で、満足できる教育がうけられないと考える家庭では、お父さんだけ残して帰国となっています。
これに影響しているのが、バンコクの賃貸不動産ですね。
今までは家族向けのツーベッドやスリーベッドの部屋だったのが、お父さんだけなので、ワンベッドやスタジオ(ワンルーム)に移るケースが多々、発生しています。
コストダウンにもなりますからね。
企業側も、ほとんどの会社が業績ダウンですから、コストダウンのプレッシャーが駐在員さんに、ビシビシ、来ているそうです。
一方で、怪しげな外国人は確実に見かけなくなりました
悪い事ばかりではないですね。
コロナ前には、いかにも怪しい風情の、ビザ無しで、ちょっと闇、的な仕事をしていた日本人をはじめとする外国人が、ほぼ一掃されています。
コロナ前は、ノービザで滞在して、隣国ラオスやカンボジアなどを行き来して、ノービザ滞在を繰り返していたような人達は、ほぼ、帰国せざるを得なくなった模様です。
今でも残っているとしたら、オーバーステイで摘発されるリスクを負っている、ということになります。
今、バンコクにいる日本人は、ほぼ全て、ビザを持っている合法的滞在者と言って良いでしょう。
安心して暮らせています。
まとめ:流れとしては、次第に緩和されるでしょう。最新情報を入手しましょう
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