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バンコク月5万円生活は出来るとはいえ、何かあったら、アウトです
以前、下記のような記事を書きましたら、
”5万円で生活できるなら、すぐに移住します”
というメッセージをいただきました。
誤解を与えてしまったら良くないな、と感じたので、今回は補足の意味も込めて書きます。
タイ料理、ローカル飯を食べられない、苦痛
僕自身、ツイッタ―に毎日投稿していますが、タイ料理が世界一好きな位なんで、全く問題ないのですが、逆に嫌いな人の場合は苦行となります。
正直なところ、結構多いです。
だからこそ、バンコクには無数の日本食レストランがあるのでしょう。
それで、毎回、日本食レストランで食事をしていたら、昼と夜で1日 1800円くらいはかかります(500バーツ)。
居酒屋でお酒飲みながらであれば、もっとかかります。
500バーツ×30日=15000バーツ、52500円(1バーツ3.5円換算)で、食費だけで、月5万円をオ―バ―となります。
むしろ、日本のすき家とかの方が安く上がりますね。
https://twitter.com/kurisanbangkok/status/1298802413395042304?s=20
急な円安で海外ノマド生活が成り立たなくなり、帰国
アベノミクス相場の時、このような方がいました。
日本のアパート家賃収入でバンコクなどで暮らしていたのですが、アベノミクスによる急激な円安で、現地通貨建てで見たら、家賃収入は5割ほど減少。
日本の収入でアジアで暮らす、という生活設計が成り立たなくなり、日本帰国しました。
(でも、失敗とは思いません。借金を負ったわけではないですし。人生経験となったのではないでしょうか。)
無理な節約は海外移住失敗の原因に ストレスで潰れる
海外では、日本では味わえないストレスを感じることもあります。
普段から、食べたくもないタイ料理を無理して食べたり、ストレスを溜めていったところに、何かトラブルが起きたら、一気にストレスが暴発するものです。
幸いなことに、今、所属させてもらっている会社には4人ほど日本人の方がいますが、みなさん、うまく自己管理されているようで、穏やかなので、助かっていますが、以前は、けっこう病んでいる人を見てきたものです。
ストレスが高じると、酒場やギャンブルにのめりこんで、結局、節約どころか、借金を背負ってしまい、転落するリスクにもつながります。
家賃をケチり過ぎるのは、逆にお金かかります
月5万円生活の場合、家賃に充てられるのは、本来であれば2割の1万円くらいでしょうが、さすがに、バンコクでは厳しくて、5千バーツあたり(17500円)になりますが、そのランクでは決して快適な暮らし、とはならないので、パソコンで作業とか読書をするなら、カフェに行こう、となります。
タイのスタバは日本と同じか、むしろ高いくらいなので、1回500円として、毎日通ったら、
500円×30日=15000円
です。
家賃とほぼ同じになっちゃいます!
僕は、家賃6万円(17000バーツ)のコンドミニアムに住んでいますが、プール、ジム、サウナ付きですし、部屋が快適なんで、作業のためにカフェに行くのは皆無です。
https://twitter.com/kurisanbangkok/status/1298791701381668865?s=20
海外では日本のように、即金収入は難しいし、それが落とし穴
(合法での)アルバイトはほとんどNG
バンコクでは飲食店のウエイトレスで日本人女性が結構いるし、日本人キャバクラもありますが、外国人は接客業で労働許可証は取れません(一部の特殊なケースを除き)。
捕まったらアウトで、さらに国外追放+タイに再入国不可です。
捕まる原因の多くは、知り合いからの密告です。
ここから、抜け出せない闇に落ちて行く人がいる
アルバイトが厳しいとなると、違法ビジネスに加わったり、パスポートを当座の現金のために売り払い、日本帰国もできなくなるような人も、中にはいます。
普通に昼間、働いているだけなら、このような人と接することはないですが、そのようなクラスターの人が集うバ―では、かなり危ない感じの人がいるのは確か、です。
一番の問題:海外に出たのに、キャリア上マイナスになる
本を買ったり、自己投資しなくなる
あまりにギリギリの節約のため、家賃と食費支払ったら、あとはほとんどお金が残らない生活。
縮小均衡になってしまい、全然成長できない生活です。
特に20代などの若い、将来ある人がこのようになると、非常に良くないスパイラル、です。
生活を維持するための節約が目的みたいになるのはキケンです。
実は日本と変わらない生活
同僚の日本人との付き合いはあるけど、少し考えたら、実は日本と同じ生活。
英語もタイ語も使わず、日本語がしゃべれるだけで採用されるコールセンターで働き、現地採用でも単純労働系からずっと抜け出せない。
月給3万バーツ(約10万円)で昇給もスキル上昇も見込めないのは、かなり厳しい人生になります。
いずれ、帰国しても再就職は厳しい
アウトなパターン
タイに3年居ました。
3年間で得た経験⇒特にありません
英語やタイ語はどの程度?⇒日本語だけで仕事していたので、ほとんどしゃべれません
このようなパターンだと非常に良くないです。
日本で仕事する以上に、自分のスキルやキャリアに責任持つ気持ちが重要です。
対策:日本人コミュニティーに入らない
日本人コミュニティーに入らなければ、お金はかかりませんし、ストレスもありません。
何となくの飲み会に断れずに行って、割り勘で3500円(1000バーツ)とか払う。
さらに2次会として、女性のいるカラオケでも行ったら、一万円コースです。
あとは、収入比較とか、住んでいるコンドミニアムとか、女性だったら洋服やバッグなど、いわゆるマウンティングがあります。
僕自身は、現在、ほとんど、日本人との接点ないですが、全く問題ないです。
コミュニティに入っていないから、仲間外れにされて寂しい思いをすることもありません。
同じコンドミニアムのおばちゃんと雑談したりして過ごしています。
あと、何故かゴルフに誘われますが、僕自身、嫌いではないですが、現在、すごく行きたい、という訳でもありません。
ブログ書いている方が楽しい。
ですが、日本人コミュニティに入ると、誘われて断られるのがしんどいです。
あと、休日は何しているのですか?と聞かれて答えるのもしんどい 笑
ブログ書いて、お寺行って瞑想してます、と言ったら、ドン引きされます。
(補足)何らかの趣味の会、とか、共通目的があるコミュニティーは、ぜひ参加して良いと思います。
為替リスクには備えましょう
海外で生活してはじめて敏感になる人が多いですが、僕自身、そのひとりでした。
日本で住んでいた時には、円高になったら海外旅行が安くなってうれしい、くらいしか考えていませんでしたが、、、
さきほど書きましたが、急な円安で生活が成り立たなくなり、帰国した事例があります。
そうならないための対策です。
移住する時に、日本円を現地に持って行き(あるいは送金する)、現地の銀行口座に入れてしまう
少なくとも、年間生活費の1年分以上。
こうすれば、その後、急に円安になっても怖くないです。
FX でリスクヘッジという手法もあります
いま、まとまった資金がないという場合や、現金を温存しておきたい、という場合には、FXでドル買いしておくのもありです。
詳細は、この記事で書いていますので、よろしければお読みください(タイトルは関係ないですが、為替リスクヘッジの本質論です)。
まとめ:厳しいことを書きましたが、海外移住は大賛成です
特に将来ある20代の若い方にとっては、閉そく感ある日本よりも会議あ、特に成長感ある東南アジアはおすすめです。
僕自身、8年間海外生活ですが、好かったと思っています。
海外渡航前に、海外旅行傷害保険が自動付帯のクレジットカードに加入しておきましょう(複数枚)。
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