タイの現地採用について知りたい
安定した求人があります。特に製造業
タイでは、2002年以降、15年以上にわたり、在留日本人が増加し続けています。
この中にはリタイアメントなど、仕事をしていない人も含まれますが、あくまでメインは、タイに働きに来ている人とその家族です。
それだけ、タイで働く機会はある、ということです。
特に製造業関連の求人は安定して出ていますね。
製造業は一般的に、金融やサービス業のように、ぼろ儲けはないものの、安定して働ける会社が多く、かつ、グローバル展開しているので、スキルアップ、キャリアアップには良い選択です。
ウェブ関連などのIT系の求人もあり、チャンス大きい
もし日本で若干でも経験があるなら、チャンスです。
最先端のスキル+英語+タイ語、という風にスキルを掛け合わせていけます。
タイ語よりも英語 ※タイ語力が必須ではない理由
タイで生活していると実感するのが、流暢な日本語を話せるタイ人の多さです。
日本からタイに現地採用で入社する会社の多くが日系企業になりますが、そこには多くの日本語を話せるタイ人社員がいます。
そのタイ人社員が通訳的な仕事は出来ますので、わざわざ、人件費が高い日本人社員に通訳的な業務は期待しないのです。
このような事情なのと、タイ人社員も大卒レベル以上ですと英語がかなりハイレベルですので、仕事では英語でやりとり、が多いです。
(現場ワ―カ―になるとタイ語オンリーですが)
したがって、具体的なTOEICスコアを要求している会社もありますが、大部分がそれほど厳しくないのは、
英語ネイティブではないタイ人とゆっくり会話できる程度の英語力
最初はこれで何とかなる、からなのです。
期待されるのは日本人の“細かさ” ”あいまいさへの対応”
いくら日本語が出来ても、タイの人に、日本人の顧客や本社が求める細かさ、あいまいさに対応するのは難しい。
ここをカバーできる人材、ということで、現地採用日本人の出番となるのです。
現在の勤務先でのお話し・・・日本人は必要
現在、僕はバンコクのハイヤー運行サービスの会社で働いていますが、基本的な顧客対応は日本語が出来るタイ人スタッフでこなせますが、少し変化球的な質問メールが来ると、もう無理、となります。
日本人の言葉使いは、外国人からみたら、なんともあいまいで、結局は、僕ら日本人がやってしまった方が早い、ということになるのです。
決して、タイ人社員の能力が低い訳では全くなく、世界でも突出した、あいまいな言葉使いの日本ならでは、ということになります。
でも、見方変えれば、日本人と外国人の間をつなぐ仕事はなくならない、ということも言えますね。
未経験者でも受け入れる会社はあります(給料安いが)
基本、日本人の最低月給は5万バーツ(約17万円、2020年7月時点)ですが、一部、タイ政府(BOI タイ投資委員会)が定めた業種、業務の場合、5万バーツ未満でも日本人など外国人の就労を認めています。
代表的な仕事が、いわゆるコールセンターで、未経験、学歴不問、という求人もある位です。
このような仕事は、スキルや経験ある人がわざわざ応募するものではありませんが、職務経験や誇れるスキルがない、という場合には、選択肢のひとつとして考えてもよいですね。
タイ(海外)の生活が不安です
独断と偏見で言えば、タイは世界で一番、日本人が住みやすい外国
僕の住まいと会社のオフィスがあるバンコク、トンロー界隈は、日本食のレストランが非常に多く、日本人グループに囲まれている時には、ここがバンコクであることを忘れてしまうくらいです。
僕自身、タイの他にマカオとフィリピンでもコンドミニアムを借りて生活したことがありますが、正直なところ、どちらでも、時折、ホームシックみたいな気持ちになることはありましたが、タイでは全くありません。
日本人が多い、というだけではなく、旅行者が多いことからもわかる通り、街を歩いている時にも、妙な緊張感もなく、安心、快適に暮らせるのが、バンコク、タイです。
僕の知人は、
”バンコクで暮らせないなら、世界のどこに行っても無理だね”
と良く言います。
2ちゃん等のネガティブコメントはあくまで、ごく一部であり、実際には非常にしっかりとした日本人が多い
インターネットの掲示板には、タイの現地採用に関するネガティブな書き込みを見かけることがありますが、確かに、中には、何を目的でタイに来たのか分からないような人もいますが、大多数は、異国で真面目に頑張っている日本人です。
僕自身、沢山の現地採用の友達がいますが、タイでの仕事、遊びを楽しみ、充実した生活を送っています。
怪しい仕事をしている人でない限り、ほとんどが真面目な普通の日本人ですし、明るい将来像を描けていて、閉そく感はないですね。
現地採用のメリット
(駐在員とは違い)タイに長く住めて、さらにグローバルキャリアに進める可能性があります。
タイに何度か来ていて、タイが大好き、という場合には、ずっと住めるわけですから、幸せですね。
加えて、勤務した会社で認められれば、昇格と共に、タイ以外の国も担当する、グローバルなポジションが得られる可能性もあります(頑張り次第です)。
現地採用として入社後、気をつけることは?
常にキャリアアップを考えること 交渉が必要
いくら日系企業であっても、タイ法人ですから、タイの法律、習慣に基づき、会社が運営されています。
同僚のタイ人は、転職に躊躇がなく、少しでも給料や条件が良ければ簡単に辞めます。
そのような環境で、日本式に、黙ったままで良い待遇を得ようとしても、損するだけです。
タイで働くのに必要な姿勢
- 要望事項ははっきりと言う
- 常にキャリアアップ、スキルアップに努める
日本人同士で群れすぎないこと
異国での勤務となると、同郷の日本人同士で行動を共にする。
これは自然なことではありますが、せっかく海外で新たなキャリアアップをしたいのであれば、日本人同士で群れるのは、ほどほど、にした方がよいです。
あなたのように、キャリアアップを求めてタイに来た人ばかりではありません。
どうしても、普段、長い時間を接している人の影響は受けやすいので、自分のビジョン、長期的目標を見失わないためにも、群れない方がいいです。
駐在員との待遇の差⇒あなたの能力を示すものではない!
駐在員との給料、待遇の違いを知ると、誰もが心折れるものですが、ここで卑屈にならないことですね。
あなたの能力が低いのでは決してなく、駐在員の待遇とは、そういうものだからです。
本人がタイに来たいかどうかは関係無しに会社が命令する以上、住居も運転手付き自動車も会社が用意するのは当然です。
別にどちらが上で、といったマウンティング論は不毛ですから、あなたは、良い仕事をして会社に貢献し、さらに、明るい将来に向かってスキルアップとキャリアアップに突き進めばよいだけです!
将来はどういうキャリアが考えられるか?
グローバル職 ポジション⇒タイ以外の国に駐在
頑張り次第ですが、専門知識+英語力をアップさせて、グローバルなポジションに異動(昇格)するチャンスは十分にあります。
日系企業の駐在員⇒日本に戻る
実際に現地採用から駐在員(日本の本社採用)になったケースも多くあります。
タイには住めなくなりますが、日本国内での転職ではありえない、良い会社に入れる方法でもあります。
副業や独立してタイに住み続ける
僕の周りでは、タイ人と結婚して子供も生まれた、という幸せなケースが沢山あります。
そうなると、配偶者と共働きで家計は十分にやりくりでき、さらに、配偶者名義で土地付きの不動産を購入して、賃貸経営している人も多いです。
現地採用で10万バーツ以上の給料+配偶者の給料+不動産収入、となれば、タイでは十分にお金持ちの層になりますが、かなり現実的な、追うことができる夢です。
やっぱり、タイは良いところなのか、長くタイに住んでいる日本人と話すと、幸せに暮らしていると感じますね。
僕自身、2012年にタイに来て、本当に良い決断をした、と思っています。
日本で閉そく感に包まれているなら、タイに来れば?と言いたいです。
この記事が少しでもご参考になれば、嬉しく思います!
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タイ語は、まずはこの程度で十分です!
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