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ビットコインETFとは?
ビットコインが証券取引所に上場して、株式と同じように売買されるようになります
ビットコイン以外の仮想通貨が、証券取引所(各国の金融当局)の承認を経て、証券取引所に上場することになります。
現在、現物取引以外に、私設(民間の仮想通貨取引所)でFX取引が可能となっていますが、上場ということは、信頼性が全く異なる、ということです。
そもそも、ETFとは?
Exchanged Trading Fund の略称で、日本語で言えば、
上場投資信託
となります。
有名なのは、日経225とかTOPIX(東証株価指数)に連動したETFですね。
さらにわかりやすく解説しますと、こうなります。
投資信託⇒上場していないけど、証券会社で買える。リアルタイム売買不可
ETF⇒リアルタイム売買可能で、株式のネット売買のように取引可能。信用取引も可能で、売りポジションから入ることも出来る
日銀が金融緩和の手段として用いた事のひとつが、ETFの購入で、特に、REIT(不動産投資信託)の購入は良く、メディアで取り上げられていましたね。
例えば、日経225連動のETFであれば、日経225の価格に”ほぼ”連動して、価格が上下しています。
ビットコインのETFも、現物のETF市場価格に連動して価格が上下するのでしょうね。
バミューダ証券取引所で世界初の仮想通貨ETF立ち上げ準備
2020年9月30日時点の情報ですが、ブラジルのファンドが、ナスダックと提携、バーミューダで2020年内の取引開始を計画している、との報道が、地元メディアでありました。
近々、ナスダックからも発表がある可能性が高いです。
本場?アメリカでは却下が続いている仮想通貨ETF
正式な申請をしても却下されている仮想通貨ETF
これまで、複数回の上場申請があったのですが、いずれもSEC(米国証券取引委員会)却下されています。
却下理由とされているのは、以下のことがらです。
・相場操縦リスク(意図的に価格を上下させる事が可能なのでは?という疑惑)
・保管の安全性への懸念(カスト―ディ―)
・価格変動の急激さや流動性の薄さ(金融商品としての厚みの欠如)
しかしながら、もし、このまま、アメリカ(SEC)が承認しない場合には、アメリカではなく欧州やアジア市場で先に上場されるリスクがある、という意見も出ているので、先に説明したバミューダの動きは、小国だからと軽視できませんね。
ビットコイン先物はすでにシカゴで認可されています
シカゴ マーカンタイル取引所では、2017年に先物取引が開始されています。
現物取引⇒先物取引⇒ETF
という様に、少しずつ、取引できる市場(取引所)と商品形態(現物⇒ETFという金融商品)が増える流れという方向性は間違いないと予想しています。
(いつから、という時間軸の断定はできませんが、、、)
ビットコインETFのメリットは?
まず、お伝えしておきたいのが、
ETFは魔法ではない。ETFになったから、それだけで儲かるわけではない
ということです。
では、わざわざ、ETFを作る(組成する)メリット、意義は何なのでしょうか?
仮想通貨の現物を保有しなくても投資が出来る
仮想通貨の大きなリスクが、ハッキングや秘密鍵の紛失ですが、ETFの場合には、株式投資みたいなもので、現物を保有することはありません。
したがって、ハッキングや紛失のリスクはゼロになります。
金にもETFがありますが、同じ意味合いですね。
機関投資家が正当な?金融資産(クラス)として投資対象に加える期待
アメリカの証券取引市場でビットコインETFが承認となれば、
⇒取引所の厳しい審査に合格した、という事で、取引参加者が増える可能性は非常に高いです。
加えて、投資家への説明責任がある年金基金などの機関投資家も、取引所のお墨付き、ということで、ビットコインなどの仮想通貨への投資がしやすい環境になるでしょう。
個人的には、ETFの方にあるサーキットブレーカー(取引停止措置)がどう作用するのか、興味ありますね。
なぜなら、ビットコインの現物市場には、サーキットブレーカーはないから、です。
(日本では)税金が大幅に下がる可能性
現在、ビットコインなどの仮想通貨は雑所得として総合課税対象とされていて、所得金額が高くなればなるほど、税率、支払う税金も高くなります
(累進課税)。
一方、ETFは申告分離課税(約20%)となり、いくら儲けても税率は一定です(税額は増えます)。
※おそらくは、日本で仮想通貨ETFが認められるタイミングで、仮想通貨の現物の税金も申告分離課税になる可能性は高いですね。
だれでも、税金が少ない方に流れますから。
流動性が増す
ETFは信用取引、売りから取引に入ることもできます。
投機、ギャンブル的なイメージがある信用取引ですが、一方で、信用取引、投機筋が市場参加することにより、市場に厚み、すなわち、流動性が増すというプラスの側面もあります。
市場は、実需だけではなく、投機目的のプレーヤーも参入するからこそ、安定した取引ができるようになるのです。
ビットコインETFのデメリット、リスクは?
ビットコインの現物は保有できない
さきほど説明したメリットの裏返しになるのですが、金のETFと同様で、現物は保有できませんから、現物を保有したい方は、現物取引にするのが良いですね。
一方で、短期トレーディングには、取引コストが安いETFという風な住み分けになるかもしれません。
ビットコイン以外のアルトコイン価格に影響の可能性
いきなり、全ての仮想通貨を上場させるのは難しいですから、まずはビットコインから、となるのでしょうが、そうなると市場関係者の関心がビットコインに集中し、他のアルトコインからビットコインに資金が流れる可能性はありますね。
まとめ ETFについては、ビットコイン価格に影響するトピックとして、今回の記事内容を押さえておけば、まずは大丈夫です。
いずれにしても、現在、ETFは買えませんから、ビットコイン現物から購入して、仮想通貨の1歩、を始めてみましょう!