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セブン銀行ATMでタイ、クルンシー銀行の預金を引き出してみた、手順を紹介
何といっても、セブン イレブンに行けば、ATMがあって、24時間営業、しかも、いままで、故障を見た事がないから、実に便利ですね。
故障中だらけのフィリピンに住んだことがある自分としては、日本は夢の世界です 笑
セブンには、海外銀行(今回はクルンシー銀行)のATMカードを持参すればいいです。
手順はこんな感じです。
ATMカードを挿入する
ここは何も問題ないと思います。
なお、時おり誤解があるのですが、別に、クルンシー銀行など海外の銀行とセブン銀行が直接、提携している訳ではありません。
ATMカード(キャッシュカード)に、VISA、とか、MASTER、PLUSといった表記がありますが、あれが、提携ネットワークとなっており、世界中で引き出しやデビット機能での買い物ができる訳、ですね。
言語を選ぶ⇒ENGLISH にする
あくまで外国人を対象としているからか、日本語、の選択肢は無いのですが、補完的な日本語表記はあります。
ただし、ちょっとわかりずらいかも、ですね。
PIN(暗証番号を入力する)
6桁の暗証番号を入力します。
取引方法を選択する
引き出し
か、
残高照会
しか選べません。
つまり、預け入れは出来ない、ということですね。
ちなみに、今回、残高照会だけもやってみましたが、手数料はかかりませんでした。
ポイントは、残高が日本円で表示されることですね。
口座種別を選ぶ
大部分の方が、SAVING 普通預金かと思いますが、中には、CHECKING 当座預金(小切手の口座)の場合もあるかも、ですね。
ご自身の口座種別をあらかじめ、確認しておきましょうね。
引き出し金額を入力(選択)する
今回、経験したのは、1万円単位でしか引き出しができない、という事でした。
あとは、母体銀行(今回は、タイ、クルンシー)の海外引き出し限度額を超える引き出しは出来ません(当然ですが)。
クルンシーの場合、以下の通りです。
1回あたりの引き出し限度額→ 2万バーツ(現時点の円換算では約7万円ですが、6万円が引き出せる上限になります。)
1日あたりの引き出し限度額→ 6万バーツ(現時点の円換算では、約21万円ですが、18万円が引き出せる上限になります。)
従いまして、もし、6万円を超えて引き出しをしたいならば、同じ操作を繰り返しやる必要があります。
金額を確認したら、CONFIRM にタッチ
以上で引き出しが完了です。
お疲れさま、でした。
手数料はどうなっている? ⇒現地為替レートに2%プラス、など、掛かってきます
タイ側でかかる手数料
以下、クルンシーのWEBサイトから引用ですが、
海外ATM利用手数料 100バーツ
為替レート×2%分の手数料
が掛かる、となっています。
日本側(セブン銀行)で掛かる手数料
1万円以下の場合 →110円
2万円以上の場合 →220円
これが残高から差し引かれます。
つまり、母国(タイ)と日本、両方で手数料が掛かっている、わけです。
ですから、コロナ前のように、タイに簡単に渡航できるならば、タイでまとめて引き出した方が有利なのですが、今は非常事態ですから、致し方ない、という判断も有りになりますね。
注意点:海外引き出し制限が掛かっている可能性
中には、引き出しが出来ません、カード発行元の銀行にお問い合わせください、といった表示が出るかもしれませんが、一番、可能性が高いのが、母国(今回ならばタイ)以外の海外引き出し制限が掛かっていること、ですね。
これはご自身で確認が必要になります。
まずは、Webサイトを見るのをおすすめします。
現金引き出し以外で、預金を消費する方法⇒デビット機能を使って、買い物に使う
ネットでも、実店舗でも、デビット機能を利用することも出来ますね。
ただし、この場合でも、為替レートに手数料が付加されている場合が殆どでしょうから、現金引き出しより有利、という事ではありません。
セブン銀行などに行くのが面倒、という方は、こっちがいいかも、ですね。
まとめ:100万円程度の預金なら、簡単に引き出せます。
1日の引き出し限度額があるので(クルンシーの場合、現時点のレートで18万円)、1千万円を越えるような金額の引き出しは大変ですが、100万円程度であれば、難しくないですね。
海外渡航が難しい状況はまだしばらく続きますから、お金を寝かしておくよりは、多少手数料は掛かっても日本で引き出したい、という方に、少しでも参考になれば嬉しいです!