先日、こんなツイートをしました。
久々に日本帰国して、一番驚いたこと
冷凍食品のパスタが、麺モチモチで、旨すぎ
さらに、150円とか、意味不明タイのローカル飯より安いです
生活費安いから移住は、もはや、終了ですね pic.twitter.com/d7B0t61GUd
— くりさん@バンコク 海外移住8年目 40歳でセミリタイア タイから一時帰国中 (@kurisanbangkok) January 2, 2021
久々に日本帰国して、一番驚いたこと
冷凍食品のパスタが、麺モチモチで、旨すぎ
さらに、150円とか、意味不明
タイのローカル飯より安いです
生活費安いから移住は、もはや、終了ですね
タイのセブンの質もかなり上がっていて、カルボナーラとか旨いのですが、60バーツくらい(約200円)で、日本の方が安い、という、、、
特に、写真とは違う商品ですが、フェトチーネの生めんタイプのものなど、パスタ専門店レベルの麺の食感で、めっちゃ驚きました。
Contents
食費は、もはや、タイよりも、日本の方が安くなりました
ローカル、タイ料理の値段は、1食、だいたい200円(60バーツ)
日本でも有名になった、ガパオライス(バジルとひき肉炒め)やカオマンガイ(蒸し鶏のチキンライス)は、バンコクの庶民食堂なら、だいたい、50バーツから60バーツ、200円で収まる、という感じ。
これだと、牛丼チェーンの300円よりも安いですね。
これを例に挙げて、タイの食費は日本よりも安い、という説明、この部分だけであれば、間違いはないのですが、、、
すべて、タイ料理で済ませられる日本人は少ないです
よほど、タイ料理が好きな日本人を除いて、食事のすべてをタイ料理で済ませられる人は少ないです。
僕自身、”余程”好きな部類ですが、それでも、やっぱり日本人。
総じて味が濃い、タイ料理ではなく、薄味だったり、味がしない(出汁だけの)水炊きを自炊して、ポン酢しょうゆで食べたい!という欲求に駆られることは少なくありません。
タイ料理が続くと、”味がしない”食べ物を欲するのですが、その筆頭は日本食、というか、日本食しかないんですよ。
日本料理店で定食頼んだら、1000円(約250バーツ)
大戸屋ややよい軒など、安定した質の和食屋が、もはや無数にあるバンコクですが、安いランチでも、200バーツ(約700円)から、という感じで、メニューによっては、日本円で1000円は超えます。
ローカルタイ料理の5倍以上となるのですが、外国の料理というのは、こういうものです。
日本でタイ料理レストランにいったら、だいたい、1品1000円以上とか、ざらですからね。
同じことです。
せんべろ、はタイ、バンコクでは無理です。
居酒屋で、ビールやハイボール(1杯300円程度~)片手にちょっとつまんだら、すぐに3500円(1000バーツ)は超えます。
日本のように、せんべろ、300バーツ程度で飲み食い、はほとんどムリ、です。
バンコクに住んでいると、無性に行きたくなるのが、日本の立ち飲み屋さん、です。
バンコクにはないんですよ。
立ち飲みといっても、あるのは、欧米人向けのアイリッシュパブ、くらいです。
ムリしてタイ料理だけの食生活にしたら、ストレスだらけの移住生活に
一部で言われている、”タイ バンコク1か月5万円生活”を達成しようと、本当はさほど好きではないのに、タイ料理だけで暮らしていたら、ストレスがたまりますし、ひどい場合には体調を崩します。
本末転倒になってしまいますね。
海外生活すると実感しますが、だれでも、時折、日本に帰りたい、と思うもの。
そんなとき、少し奮発して、おいしい日本料理店で食べると、そんなホームシックが和らいで、再び、海外生活がんばるぞ!という気持ちを奮い立たせることができるのですが、食べ物を我慢するのは良くないです。
最悪の場合、体調崩して、かえって、医療費がかかってくる場合も
節約生活のつもりが、病院のお世話になり、海外旅行傷害保険の有効な3か月を超えて滞在していた場合、現地の保険に加入していなかったら、高額な自費治療になります。
これでは、まさに本末転倒の極み、ですね、、、
住まいのコストは東京大阪よりは依然として、安くて快適ですね
バンコク、トンローで6万円程度で、35平米ワンベッド、サウナ、フィットネスジム、プール付きのコンドミニアムに住めます
一方、住まいは、今でもバンコクの方が東京大阪など家賃が高い都市よりも優位性をキープしていますね。
東京大阪などの大都市で、家賃6万円程度の賃貸マンションで、共用のサウナ、フィットネスジムが付いているところは殆どないでしょう。
さらに、プールとなったら、ないですよね。
自宅コンドミニアムにフィットネスジム、サウナがあるのは超便利でお得(特にコロナ下では)
バンコクの自宅コンドで生活しているときには、毎朝、仕事前にフィットネスジムとサウナに行っていましたが、朝から心身共にすっきりして、とても良い、毎日のルーティーンになっていました。
最近、サウナー、サウナ活動が人気になっていますが、自宅から外出してサウナに行ったら、気合いが入ってしまい、最低1時間は滞在するのではないでしょうか。
行きかえりの時間を合わせたら、2時間から3時間は費やされる。
でも、自宅コンドミニアムにあったら、1時間もあれば、サウナは十分に楽しめます。
10分程度入るだけでも、全然違うのがサウナです。
こんな風に気軽に楽しめるのも、自宅にあって、無料だから、ですね。
3万円未満の物件もありますが、おすすめしない理由
バックパッカー旅行と移住生活は全く異なります
バックパッカーをやっている人がその延長線上で、海外移住を考える場合、住まいも激安物件にこだわる事が多いのですが、これはあまりおすすめしません。
なぜなら、住まいは旅とは異なり、そこにずっと住むことになるから、です。
非日常だから、ぼろい宿でもネタになりますが、それがネタになるとしんどい。
特に、
その住まいが快適でなくて、パソコン作業をするのに毎日、カフェに行っていたら、毎日のカフェ代だけで、月1万円になりますし、なにより、ストレスが溜まりますよ。
海外移住を修行と考えている人以外は、ストレスでやられます
繰り返しますが、旅行とは違います。
バンコクでもほかの町でも、海外で暮らすということは、楽しいだけではなく、日本では経験することがないストレスや不安が出てくるものです。
言葉が違うだけでも、日本のようにはいかない事だらけ、なのです。
そんな中、長い時間を過ごす自宅が快適でなくて、そこが、さらなるストレスになったら、心身のバランスを崩す可能性が高いです。
それよりも、ある程度の値段(目安は5万円以上、バンコクならば)を出す代わりに、そこにずっと居てもストレスにならない、快適な住環境を整える方が賢い選択です。
コスパ悪い海外移住は意味ないか?→そんなことはありません。経験する価値はあります。
異文化経験ができる
一例を挙げれば、日本は空気、場を読む社会です。
周囲が空気を読んでくれて、言葉足らずでも、こちらの要望が通ったりしますが、海外では絶対にありえません。
明確に伝える、主張しない限り、何も進みません。
違いを実感できるのが、海外移住です。
外国語を覚えられる
タイだったら、公用語はタイ語ですが、日本で生活しているよりは、英語を使う場面は多いです。
生活の中で、生きた英語などの外国語を覚えられるのは大きなメリットです。
また、そんな生活の中で、
言語とその国、地域の人の論理構造は関連性が深い
ということもわかります。
例えば、英語圏なら、まず、結論から言いますが、思考回路がそうなっているものです。
結論、ファーストですね。
帰納法、ともいえるでしょう。
一方、タイ語ですと、”レオ コー”(~〇〇の後で、〇〇なので)という言葉が他用されます。
帰納法(結論→理由)ではなくて、演繹法(理由→結論)、といった流れが多いです。
ですから、どちらかというと、結論ファーストで仕事をしてきた僕自身にとっては、タイ人スタッフの説明を聞いていると、イライラしてきます。
(早く、結論言えよ! みたいな、感じですね 笑)
でも、これが、元来、タイで育まれてきた言語文化なのですね。
日本の良さを再発見することができる
成田や羽田空港に着いたら、すぐに感じます。
例えば、スーツケースを自宅に送る宅配便カウンターに数人の待ち行列があったら、スタッフが発送伝票を持ってきて、待ち時間の間に書くように促してくれます。
こんなの、タイでもフィリピンでもあり得ません。
製造業のボトルネック解消のオペレーション思考が、サービス業でも実践されているのは、すごすぎるのですが、日本に居るだけだと、その凄さを感じることはないでしょう。
ほかでも、コンビニ店員の礼儀正しさとか、日本はすごいなあ、と思うことだらけ、です。
まとめ:2021年はビザ無し海外渡航はほとんど不可。海外移住希望者はリサーチ期間にしましょう。