今回の記事では、今まで、有名なチェンマイに隠れている?存在だったタイ北部の小さな街、チェンライとその周辺エリアが観光スポットとして脚光浴びるかも、と思って書かせていただきました。
それと、個人的に、タイで一番好きな場所がチェンライだから、というのも理由ですが 笑
Contents
映画 「THE CAVE(洞窟) サッカー少年救出までの18日間」が日本公開
日本はタイよりも1年遅れで公開
バンコクから800KM北にあるチェンライから、さらに北に60KM ほどにあるタムルアン洞窟に入ったサッカーチームの少年12人とコーチの計13人が豪雨による増水で閉じ込められ、世界から集まったダイバーと遭難救助専門家たちにより救出された事件。
日本ではこの事件を映画化した
「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」
が、2020年11月13日(金)より劇場公開されるのですが、これを機に、いまいち地味なチェンライが脚光を浴びるかも、と思っています。
タムルアン洞窟、そしてチェンライ周辺には観光資源が豊富です
僕自身は2019年冬、タムルアン洞窟に行きましたが、当時の時点で、沢山の観光客が訪れるスポットになっており、さらに周辺にはゴールデン トライアングル(ミャンマーとラオス国境が見渡せる)や、ドイ メ―サロン(中国茶やコーヒーが栽培されていて、中国人観光客にも人気の山岳リゾート)などの見どころも多くあるので、コロナ収束後は、沢山の観光客を呼び込むでしょうね(コロナ前の時点で、沢山の中国人観光客が訪れていました)。
個人的にタイで一番好きな場所がチェンライです
天然温泉がある
チェンライ市近郊には、複数の天然温泉があります。
僕自身、天然温泉マニアなのですが、バンコクには皆無なので、日本帰国の際に、”浸かり貯め” していたものですが、コロナのため、半年以上帰国できず、という事で、9月に行ってきた訳です。
複数の温泉に出向きましたが、泉質は似ていて、アルカリ系で、硫黄の香りがします。
僕が専ら行くのは、ポン プラ バット 温泉 PONG PHRA BAT HOT SPRING ですが、チェンライでもチェンマイでもタイ北部の温泉は、大体似ていまして、入口で料金(ここは50バーツ、約170円)を支払ったら、空いている個室に案内されて、自分でお湯(源泉そのままの60度以上の熱湯です)を入れて入る、というものです。
日本の露天風呂のような風情はないですが、お湯そのものは、源泉掛けながしで、アルカリが高いのでトロッとしたたまご湯で、素晴らしいです。
上記のような個室以外に、足湯があり、タイ人には、こちらの方が一般的なようです。
周囲は山だらけで自然豊富、街はこじんまりとして落ち着きがある
チェンライ市の人口は70000人程度で、チェンマイほど賑やかではありません。
でも、日頃、大都会のバンコクの喧騒の中で生活している身としては、断然、チェンライのまったりした雰囲気が心地よいものです。
1ヵ月前に行ったばかりなのに、また訪れたくなる、そんな場所です。
北部ならではの野菜や山菜などの食材がバンコクとは違う、新鮮で旨い
日頃、典型的な南国のバンコクで暮らしていると、高原野菜やキノコ類がご無沙汰になりがちです。
手に入ったとしても、チェンライあたりで取れるものとは、鮮度が違います。
また、料理の味付けも、中国料理の影響が強く感じられ、日本人にもなじみやすい、優しい味わいのものが多いです。
5つ星ホテルから、1泊千円未満のゲストハウスまで、魅力的な宿が沢山ある
僕が最近お世話になっているのは、チェンライ中心部、ナイトバザールから徒歩2分のゲストハウスなのですが、ドミトリーなら1泊700円くらいから、ダブルベッドのルーム(バス、トイレ共有)だと二千円くらいから泊まれるのですが、すごくセンス良い内装で、安いのに落ち着きます。
SPINOMAD HOSTEL というゲストハウスですが、名前の通り、ノマドワーカーが、かなり滞在していました(コロナ前です)。
他にも、街を歩いていると、沢山、素敵なゲストハウスがありますので、泊まり歩くのも楽しそうです。
バンコクからチェンライへの行きかた⇒飛行機なら1時間
一番簡単なのは飛行機
スワンナプーム空港(べト ジェット航空など)かドン ムアン空港からチェンライ空港までたった1時間です。
料金は繁閑状況で変わりますが、片道、だいたい3000円程度をイメージしておけば良いです。
チェンライ空港(街から10KMくらい北東)から市街へは、シャトルバスが走っていて運賃は50バーツ(約170円)と安いですし、空港からレンタカーで移動することも出来ます。
時間に余裕があるなら、長距離バスも意外と?楽しいです
僕自身、2019年にバンコクから片道10時間かけて、バス移動にトライしてみたのですが、思いのほか(失礼、笑)VIPバスは快適でして、悪く無いな、という印象でした。
安全面では全く心配なかったですし、途中、タイの田舎のサービスエリアの風景を見るのも楽しいです。
料金は片道600バーツ程度(約2000円くらい)となり、飛行機よりも安いので、例えば、飛行機が高くて片道7000円とかになる、といった場合に、バスを選択肢に入れるのはアリかと思います。
チェンマイとチェンライ間は4時間くらいかかって、意外と疲れるので、往復旅程にしないのがキモです
距離では200KM弱なので、僕自身、日本感覚でバスに乗ったのですが、途中、かなりの悪路もあって、かなり疲れました。
危険ということではないので、片道の旅程にするのは良いですが、さすがに往復にすると、気が滅入るかもしれません。
ということで、もし、バンコクからチェンマイとチェンライを廻るなら、
チェンマイ、チェンライ間は片道だけにしておく
旅程を組むのをおすすめします。
現地の交通手段 レンタカーかレンタルバイクがおすすめ
ホワイト テンプルなど有名どころには、乗合タクシーのソンテウが走っていますが、僕が好きな天然温泉は外国人にはマニアック過ぎるのか、公共交通でのアクセスは厳しいです。
ということで、僕自身は、毎回、泊まっているゲストハウスのレセプション経由でレンタルバイク(1日 700円!)で好きなように移動していますが、バイクが不可なら、レンタカーか観光タクシー、あるいは、現地発のツアーに参加、となりますね。
レンタルバイクは、パスポートを預けますから、警察の検問のために、一応、コピーは取っておいた方が安心ですね。
ちなみに、僕は、パタヤでもチェンマイでも、いつも現地でレンタルバイクを使っています。
スピード出さないで安全運転に努めておけば、自由気ままに動けて、最高に便利です。
まとめ:タイのリゾートというと、プーケットやパタヤなど海のイメージが強いですが、チェンライなどの山もとても良いです。
ぜひ、タイの色々な部分を経験していただきたいですね。