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反政府デモが行われているタイ、バンコクでの生活は?【現地発情報】

2020年10月15日

バンコク

バンコク

タイ、バンコクで反政府デモが行われている様子をニュースで見ましたが、大丈夫なのでしょうか?

 

現在、バンコクで暮らしている僕が、現地在住者のリアルな状況をレポートしますね。

くりさん

 

 

 

反政府デモがあるバンコクですが、僕らの生活は平和です

予想外に拡散したツイ―ト

こんなツイ―トをしたら、ツイ―ト社がモーメントに追加してくれたので、思いのほか、拡散しました。

 

 

別に面白みないツイートなんで、反応ゼロかもなあ、と思っていたのですが、直後に、ツイートつながりではない東京の友達から、

テレビ朝日のニュース見たけど、バンコク大丈夫?

とのLINEが来ました。

だいたい、このような質問が来る時って、その人の背後に多数の、同じような思いを抱いている人がいるものです。

 

だから、ツイートが拡散したのでしょうね。

 

日本人居住区は全く影響なし、です

日本人をはじめとする外国人が多いプロンポン、トンロー周辺は全く普段と変わりありません。

おそらく、香港のデモに近い雰囲気を想像されている方が多いのでは?
と感じていますが、香港は非常に狭いところですが、バンコクは非常に大きな街でして、さらに、デモや集会が行われるのは、日本人居住区から10キロ離れた所ですので、全く影響はないのです。

 

地図の右側のトンロー駅周辺が、日本人など外国人が多いエリアで、デモ現場は、13KMも離れていて、普段、私たちが近づくことはありません。

割と近いのは王宮やワット ポーなどの観光名所ですが、住民にはあまり関係ないですからね。

 

また、関係ないエリアでの無差別テロみたいなものもありません。

ですから、僕や仕事仲間の行動は全く変わりないのです。

 

日本で流れるテレビ映像見たら、不安になるのは自然です

昨晩、テレビ朝日の映像を見ましたが、あれだけ見たら、あたかも、街中、厳戒態勢みたいに思う人はいるでしょうね。

でも、テレビってそういうもので、僕が住んでいるトンローの平和な様子を放映しても視聴率取れないので、少しでも刺激ある放送をするもの、です。

現地に派遣している記者さんやスタッフさんは、本社デスクから、

数字取れる絵を取ってこいよ!

とプレッシャーをかけられているわけですから、僕たちがまったり暮らしている風景は無価値、となるわけですね。

 

それでも、特に外国人として注意しなければいけないこと

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反政府や反王室、加えて、デモ参加者を批判するコメントを、SNS をはじめ、あらゆるメディアに投稿しないこと

さらには、そのようなメッセージを受信もしないようにすること、ですね。

日本の知人には、日本語だろうが、そういったメッセージは送らないでね、と伝えています。

念のために、です。

 

 

〇〇はアホ(あるいは、もっと、汚い言葉)

 

 

みたいなメッセージは、たとえ日本語だろうと翻訳されたら、わかります。

 

タイは今でも軍事政権であり、集会や言論には厳しい規制があります。

 

 

僕自身、書きたいこと、考えていることは沢山ありますが、ちょっとここでは控えておきます(汗)。

そういうこと、です。

※2020年10月19日追記

デモ参加者を批判する内容の投稿をした日本人のレストラン経営者のSNSアカウントが、日本語を理解するタイ人によって翻訳され、大炎上となりました。

タイ人に大変人気のあるお店ですが、現在、不買運動のようになっています。

この記事では炎上に火を注ぎたくないので、具体名は挙げませんが、予想していた事態が起きてしまいました、、、

 

 

 

軍事クーデター直後にはテレビの放送統制もありました

数年前には、NHKなど外国放送でタイについて報道が始まると、突然、タイ語の画面に切り替わったものです。

内容いかんに関わらず、なのですが、事前検閲の代わりに、何も報道させない、という手段に出た訳ですね。

つい先日には、フェイスブックへの投稿が削除されたことが問題になりましたね。

相手がマスメディアの場合には、特派員をなんらかの理由で拘束したりスパイ容疑などで国外追放にするのが、他国でも常道ですが、SNS の場合は記者に圧力かける代わりに、国内での閲覧ができないようにブロックするわけです。

 

日本はめっちゃ、言論、報道の自由がある国です

気楽に

NO ABE と毎日のようにデモやってもオッケーで、SNSもブロックされません。

日本ではたびたび、報道の自由が脅かされている、といった主張?を叫ぶ、一部勢力がありますが、日本で反体制ジャーナリストが、毒殺された、とか、謎の事故死、といった話は全く聞きません。

一番リスク背負っているのは、いわゆる右派メディアと言われている所で、日本の近隣国で捕まったり、追放されたりしています。

一方で、左派の人や学者たちは、近隣国に行くと、危険どころか、真逆で国賓級の待遇を受けたりして、安全地帯から安心して日本政府批判をしています。

タイもそうですが、反体制運動する、ということは、基本、命がけになります。

タイ人でも日本に亡命している教授がいますね。

ですから、日本の感覚そのままで外国に出るのは、ちょっと気をつけた方がいいですね。

フィリピンですと、けっこう、ジャーナリストが死んでいますし。

 

タイの今後はどうなる?

タイ

 

政治的な不安定さは続く可能性はあるものの、外国人が危険な目に遭う可能性は極めて小さいと予想します。

タイ人の行動様式からしても、外国人を人質にとったりする手法は極めて考えにくいです。

あるとすれば、南部のイスラム過激派テロですが、普通は近づかない地域なので、ほとんど関係ありませんね。

バンコクとか、日本人がアクセスする範囲はほとんど心配ないでしょう。

 

 

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