恥ずかしながら、僕自身、この3年で3回も携帯電話をスラれました。ほとんどは防げますので、予防方法と、万が一、盗難に遭った場合の対処方法についても解説しますね。
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僕自身、3回も携帯電話盗難、スリ被害に遭いました
初回 ベトナム ハノイ(2017年4月)
ハノイの一人旅をして、3泊の滞在を無事終えて、空港バスの乗り場に到着してバス停を探していた時のこと。
突然、小柄な女性が正面から、ドン、とぶつかってきました。
その瞬間には何も感じませんでしたが、数秒後、ボディバッグの外側(バッグの中ではなく、外ふたのようになっていて、取り出しが簡単になっていました)の携帯電話を探しましたが、ない、、、
いつも、そこに携帯を入れていて(挟んでいて)、これまで、バンコクでも香港でも5年以上、全く盗難被害にあったことがなかったのですが、やがて、事態を飲み込みました。
後ろを振り返りましたが、もはや女性の姿は見えません、というか、雑踏で誰が誰だかもわかりません。
飛行機の時間も迫っていましたし、諦めて、心は折れながら空港バスに乗りました。
2回目 フィリピン マカティ(2018年10月)
2018年1月から2019年4月までフィリピン、マカティに住んでいたのですが、夜、公園でのジョギングからの帰宅途中、横断歩道で、同行者と冗談を言って笑いあっていたのですが、やがて、ハノイの時と同様に、ボディバッグにひっかけていた携帯電話がなくなっていることに気づきました。
ハノイの時のように、激しくぶつかった感覚はありませんでしたが、横断歩道を渡った時、男性と接触したような感覚はありました。
しまった、と思った時には、すでに遅し、です。
ハノイの教訓が全く生きていないことに、我ながら情けなくなりましたが、トボトボ自宅に戻り、データ消去などの対処をしました。
3回目 フィリピン セブ(2019年2月)
2回目からわずか、4ヶ月後、またも、やられました、、、
セブ マクタン島に出張していた時、食事帰りにジープニーに乗ったのですが、途中から沢山の人が乗ってきて、ギューギュー詰めになりました。
乗車中、前回の教訓がありましたので、携帯電話はウエストバッグのジッパーの中に入れ、しっかり手で押さえてもいました。
やがて、ホテルに着いてジプニーを降りて、携帯電話を取り出そうとしたら、ない、、、
思い出してみたのですが、途中で、隣の男性がコインを僕の足もとに落としてしまい、拾ってくれ、というので、前屈みになった瞬間がありましたが、その時に、ジッパーを開けて、携帯電話を取り出して、すぐに降りたのでしょう。
パスポートと現金、クレジットカードは無事だったのですが、この時は、基本的に注意していたのに、やられるのかー、、、と思いつつ、一方で、プロの技というのはすごいなあ、と感じたりもしました。
携帯電話を盗まれて、一番面倒くさいこと ⇒お金じゃないです
携帯電話機本体は、後ほど説明する保険で、ほとんどカバーされるので、金銭的な損失になるのは、チャージしていた電子マネーくらい、ですが、面倒なのは、携帯に蓄積されていたデータや暗唱番号関連ですね。
オンラインバンクやショッピングサイトなど、再登録が必要となる
外国のプリペイドSIMを使っている場合、同じ番号を使えなくなりますから、再登録が必要になり、かなり面倒です。
再登録している間、ずっと、後悔の念が襲ってきて、精神的にとても凹みます、、、
LINEの過去の履歴が全て消えてしまった
新しい電話番号で設定したら、僕の設定方法が悪かったのでしょうが、過去の履歴が全て消えてしまいました。
友達から再度、過去のメッセを再送してもらったりと大変、面倒でした。
旅行で移動中の場合、楽しみにしていた予定が台無しになる。
ポリス レポート発行(後で詳細解説しますね)のために警察署に出向いたり、保険会社(カード会社)に電話する必要があるので、特に旅行中の場合、予定を変更せざるを得なくなる場合が出て来ます。
もう、心が折れまくりになりますね。
個人的には、現金数万円とかは、あっさり、諦めがつきますが、携帯電話が突然なくなって、もし、ひとり旅だと、日本のカード会社にどうやって電話するのか? など、もう、完全に凹みますね、、、
海外旅行では、ボディバッグ、小型バッグはおすすめしません
盗みのプロから見たら、お宝がそこにある、という感じです
僕自身、良く使っていまして、便利ですが、盗みのプロから見たら、そこに貴重品が集まっていますよ、とアピールしているようなものです。
以前、旅行者の人で、パスポート、携帯電話、クレジットカード、現金をまとめて入れたボディバッグごと強盗にあった人が、もはや、どこにも連絡もできず途方に暮れている姿をみました。
僕の事例で、1回目と2回目は完全に不注意でしたが、3回目は、それなりに注意していた積もりだったのですが、やられました。
ボディバッグではなく、大きめなトートバッグ等で、ポケットが沢山あるものは、狙いにくいものです。
肌着の下に隠れるようにしておくか、ワイヤー、チェーンで体から離れないようにしておく
僕のように、ボディバッグの外ふたにひっかけるだけ、なんていうのは、論外ですね。
改めて思いますが、僕自身、完全に油断と慢心でした。
2012年にバンコク移住してから5年、何も被害なく暮らして来たので、気が緩んでいました。
革製などの携帯電話ケースを財布代わりにして、クレジットカード含めて盗まれた人がいます。
これは、もし、ケースごとやられると、携帯電話にアクセスしてネットショッピングに不正使用されたり、やっかいな事になる可能性が高いので、絶対におすすめしません。
言い換えれば、金庫と、その鍵を一緒に持ち歩いている、ようなものです。
基本、携帯電話を盗んだプロは、すぐに電源を切り、SIMも抜いて、追跡されないようにして、知り合いを通じて、中古ショップに流れるものですが、クレジットカードと一緒に盗んだ場合には、ネットショッピングに悪用する可能性があります。
それでも、万が一の対処法は想定しておきましょう ⇒ 慌てず、対処しましょう
事前に(日本で)やっておくこと
探す機能をあらかじめオンにしておく
一応、パソコンなどで、追跡機能を使ってみましょう。
大事なデータはクラウドへ
特に大事な写真がなくなると、心が折れます。
他人から送られて来た文書類なら、再度もらえますが、自分が撮影した写真はどうにもなりません。
ボロでも良いので、バックアップ用の携帯電話を用意しておく
海外で、突然、携帯電話もパソコンもない、という場合、ネット検索もできず、おそろしく不便です。
安心感につながりますしね。
デュアルSIMでも、長期間使わないなら、外しておく
香港マカオ間のように、頻繁に行き来するならば、外すのは面倒ですが、当面使わないなら、外しておいた方が、いざという時のために安心です。
盗難でなくても、故障とか水没、という可能性もありますし。
盗難だとわかったら⇒ データを消去する + 回線停止する
ネットショッピングやオンラインバンキングなどへの不正アクセスが怖いので、データ消去しましょう。
データ消去したら、探す機能も使えなくなりますが、致し方ないです。
加えて、日本の携帯通信会社の契約があるなら、回線停止の連絡をしておきましょう。
ムリに追わない(かえって、キケンな目にあう可能性あり)
仮に、追跡機能が生きていて、近くにある、という場合でも単身で乗り込むのはキケンです。
やるなら、警察官や信頼できる地元の人と一緒にいきましょう。
でも、特にフィリピンではリスク高いので、おすすめはしません。
警察署に行って、ポリスレポートを発行してもらう
セブ マクタン警察署では、まず、市役所に行って、盗難届けを発行してもらえ、と言われ、合計3時間かかりました。
警察官に言われたのは、
日本人だからポリスレポート発行してやるが、お前が○○人だったら、詐欺が横行しているから、発行しない
と言うことでした。
色々、ありますね、、、
ちなみに、知人がバンコクで盗難被害にあった時には、最寄りのトンロー警察署に行って、10分程度でレポートを出してくれたそうです。
クレジットカード会社に電話して、盗難にあった報告をする
会社によって対応が異なる場合あるが、提携している保険会社にすぐに繋いでくれる場合もあります。
被害にあった人の心理状況を理解してくれているので、僕自身、とても心強かったですね。
金銭的な損害は海外旅行傷害保険で、ほぼカバーできます
ただし、補償金額は10万円までですから、i phone の高額機種ですと、全額カバーにはなりませんね。
僕の場合は、過去2回分請求しました(1回分は、すでに購入後4年以上経過した旧い携帯電話機だったので、請求せず)が、スムーズに入金されました。
携帯の盗難以外にもクレジットカードは海外旅行、海外移住の必需品です。複数持っておきましょう。
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