新型コロナで日本では求人が激減しているし、日本には将来性も感じないなあ
以前旅行して気に入っているタイで就職して生活できないかなあ
気をつけるポイントは? タイに住んでいる人に聞きたいです
Contents
タイ移住は、仕事経験無しの日本人でも現地採用で可能です
タイの在留邦人は15年にわたり、増え続けているので、日本人向けのサービスには安定した需要があります
過去15年にわたり、在留日本人が右肩上がりです。
僕自身、タイの他、マカオ(1年半、バンコク、日本含め、3拠点生活でした)とフィリピン(1年半)でも生活していましたが、日本料理店や日本人向け不動産業者など、日本人向けのサービス会社、お店において、タイ、バンコクは圧倒しています。
したがいまして、日本人にとって非常に住みやすい環境となっており、これが、ますます、多くの日本人がタイに来る好循環となっています。
この傾向が突如なくなることはないでしょう。
現地採用の場合、給料は駐在員より安いが、生活は出来ます
現地採用の給料は、基本、5万バーツ(外国人の最低賃金)なのですが、コールセンターなど一部の業種では、さらに低い3万バーツ(10万円強)の所もあります。
給料は安くても、生活コストも低いので、十分に生活できますよ。
タイの人の給料水準
10万円、というと、日本の感覚では、生活無理ゲーなのですが、タイ人大卒の初任給が2万バーツ~というところで、大学出ていない単純ワ―カ―ですと、いつまでたっても3万バーツはもらえません。
3万バーツでは、正直、ラクではないですが、食事の大部分を安いタイ料理にすれば、なんとかなりますし、5万バーツならば、自分でも生活できますね。
月給3万バーツのコールセンターでも、住居付き、という会社が見付かることも多いです。
こういう所ならば、全然生活できちゃいますね。
月給3万バーツでのひと月あたり生活費シミュレーション
食費 10000バーツ
1日あたり300バーツ(タイ料理なら、1食100バーツで十分ですが、たまに
日本食屋さんで300バーツ程度の食事をしても、この位で収まります。
ちなみに僕のランチは50バーツ以内ですが、十分美味しいです)
インターネット 600バーツ
光回線で動画、ゲームも問題無し
携帯、モバイル通信 500バーツ
交通費 500バーツ
タクシー乗っても、初乗り35バーツ(120円程度)で激安です
水道光熱費 700バーツ
エアコンの使用度合いで変わりますが、昼間、出勤するなら、この程度
日本のテレビ 1000バーツ
インターネットで1ヵ月前までオンデマンドで見れるサービスが便利です
娯楽費 10000バーツ
週末、バンコク近郊に旅行にいったり、居酒屋やバーでの飲み代もここに
含めます。
予備費 6700バーツ
娯楽費を1万バーツ使っても、まだ残ります。
化粧品とか消耗品に充てられますね。
なお、僕の場合、会社以外の時間の大部分をブログ執筆と読書に充てていますので、家賃以外の生活費は、月あたり、15000バーツくらいです(家賃は17000バーツで、プール、ジム、サウナ付きのコンドですので、自宅でブログなど作業するのも快適です)。
タイはとにかく、タイ料理が安くて美味しいので(辛く無い料理も沢山あります)、お金掛けなくても、ひもじい思いはしないですね。
これが、フィリピンだとこうはいかなくて、ローカルフードが美味しくないし、油っぽかったり、砂糖使い過ぎだったりするので、結果として日本食の頻度が高くなり、お金がかかります。
注意点:居ごこちが良すぎで、ラクな方に流されがちなこと
結果として、ずっと、スキルも給料も上がらないまま、とならないように要注意です。
タイは非常に暮らしやすいところで、かつ、日本人が現地採用で入るところも、けっこう居心地が良くて、なんとなく、居付いてしまう日本人はかなり多いのです。
特にコールセンターなどの単純系業務に多いのですが、仕事内容は、ひたすら、日本人相手のカスタマーサポートだけ、みたいな状態が続くと、いつまで経ってもスキルも給料も上がりません。
あまりにこれが長くなると、いずれは、他の人に仕事を奪われる結果となりますし、そこから日本に戻ろうと思っても、履歴書に書けるキャリアではないので、苦しむことになります。
正直、日本的な会社文化の延長、みたいなタイの会社は多いですが、このあたりは、あまり群れないで、会社以外の時間は、スキルアップに使うのをおすすめします。
(毎週土日、郊外に旅行し続けたことがありましたが、飽きました、、、)
タイで仕事するなら、スキルアップ向上を最優先に
IT,WEB関連、プログラミング、金融など、専門スキルを習得しましょう
誰でもできるコールセンターなどの業務では、ずっと給料はわかりませんし、将来不安が増すだけですが、
- IT、ウェブ関連、プログラミング
- 金融
といった専門知識、スキルが向上する仕事を選ぶのがポイントですし、職場でも積極的にこうした分野に取り組んでいきましょう。
(現実問題として、あまりやる気ない日本人が大半なので、会社からは重宝がられます)
語学は必ず習得しましょう(英語)タイ語だけだと、逆にチャンス狭まる可能性も
タイだからタイ語も出来た方がいいのですが、タイに住んでいて意外と多いのが、
タイ語できるけど、英語は殆ど不可
というケースです。
こうなると、あまりにニッチすぎて、
タイの日系企業で現地採用枠で働く
という以外のキャリア形成は難しいです。
もし、英語も出来れば、経験を積むことにより、グローバル担当となったり、駐在員扱いとなり大幅な昇給に繋がるチャンスなのですが、非常にもったいないと思うことが多々あります。
日本よりは英語を使う場面は、はるかに多いので(例 欧米人が集うアイリッシュパブに行けば、ネイティブとタダで雑談出来たり)、ビジネスの観点では英語力アップがコスパ良い方法です。
その結果として、
希少性ある人材
IT ×英語×日本語
という風に希少性、かつ、成長性もある人材になれます。
閉そく感ある日本から、少しでも多くの人がタイなど海外で仕事を得て、活躍することを祈っています!
【報告】