

※以下の記事で、タイの仮想通貨取引所について解説していますが、あくまで、仮想通貨全般の情報提供が目的であり、日本居住者に海外の仮想通貨取引所での口座開設、取引を推奨するものではありません。
あくまで、日本国内の登録認可済みの仮想通貨取引所の利用を推奨しています。
Contents
タイの仮想通貨取引の現状
現状、13社が登録認可済み(内、仮想通貨取引所は6社)
以下、2020年7月28日付け、仮想通貨ニュースサイトの記事です。
要約すると、
・取引所(exchange)としては6社を認可
Bitkub, BX, Satang Pro, Huobi Thailand, ERX , Zipmex.
・仲介業者(broker)としては以下の3社が認可
Coins TH, Bitazza, and Kulap
ただし、営業開始済みなのは、Coins THのみ(2020年7月時点)
以下は、タイ有力紙、NATION から引用です。(2020年8月6日付け)
Trinity Securities, Bitkub open digital asset investment service
タイの地場証券会社、トリニティ証券が、仮想通貨取引に関心を持つ顧客に仮想通貨取引所Bitkubを紹介する、という内容です。
面白いのは、同社社長のコメントですね。
This year, bitcoin investors had made 53 per cent returns, while gold investors had made only 32 per cent, he added
今年、ビットコインへの投資収益は+53%だったが、金は32%に留まっている
とのコメントで、金への投資が盛んなタイらしいトークですね。
タイ中銀、国債販売にブロックチェーンを活用
記事内容は以下の通りです。
タイの中央銀行が、ブロックチェーンの基盤を利用して500億バーツ(約16億ドル、約1700億円)相当の貯蓄債券を販売したと発表した。
9月11日付のプレスリリースによると、ブロックチェーンのプラットフォームは、国債発行のための安全で効率的な仕組みを構築できることに加え、運用コストの削減を可能にするとしている。
タイ財務省は6月はじめにクルンタイ銀行(KTB:Krung Thai Bank)のブロックチェーン・ウォレットを使って、642万ドル相当の小口の貯蓄債券を販売する計画を発表。債券市場におけるブロックチェーン技術の活用を積極的に進めている。
「次の段階では、このインフラをさらに拡張し、あらゆる種類の国債をサポートできるようにする」と同発表文で述べた。
タイ財務省は8月、16億ドル相当の貯蓄債券を販売して得た資金は、財政赤字の解消に充当されると発表している。
このように、政府自身ブロックチェーンの仕組みを活用していることは、タイという国自体が、仮想通貨自体の存在を前向きに捉えていると考えられますね。
このような雰囲気で、日本よりもかなり遅れて立ち上がったものの、これからはかなり楽しみな、タイの仮想通貨取引事情、といったところです。
タイの仮想通貨取引所と仲介所の口座開設をしました⇒全てオンラインで完結です
2カ所、口座開設しましたが、2カ所とも、タイの住所証明不要で、1カ所は銀行口座情報も不要でした。
すべて、オンラインで完結です。本人確認証明書の郵送も不要です。
bitkub 仮想通貨取引所 口座開設の流れ
口座開設に必要なもの
・パスポート
・SMSを受け取れる携帯電話(日本のものでも大丈夫と思います)
・セルフィー(自撮)が出来る携帯電話
・タイの銀行口座
下記の SIGN UP画面を開いて、メールアドレスをパスワード(任意)を入力して、
JOIN BITKUB
のボタンを押すと、メールが送られて来るので、指示に従って必要事項を入力していきます。
英語がある程度わかれば問題ないのですが、タイのWebサイトの盲点が、タイ語と英語切り換えで、下記画面は既にEN 英語になっていますが、タイ語がデフォルトになっている場合があります。
その時には、TH→ENと変更して英語表記にしましょう(僕自身、タイ文字はほとんど読めません)。
必要事項を入力して、写真を添付して画面の指示に従ってアップロードしたら、1時間以内に下記のメールが届きました。
Crypto deposit: No limit ⇒仮想通貨の入金 無制限
Crypto withdrawal: ~5,000,000 THB/day ⇒仮想通貨の出金 500万バーツ相当(約1700万円)/日
THB deposit: 2,000,000 THB/day ⇒タイバーツ現金の入金 200万バーツ(約680万円)/日
THB withdrawal: 2,000,000 THB/day ⇒タイバーツ現金の出金 200万バーツ(約680万円)/日
といったところです。
多額の入出金はできませんね。
トレード画面はこんな感じです
2020年9月15日時点で、34種類の仮想通貨、トークンの取引可能です
ビットコイン、イーサリアム、リップルはもちろん、テザ― USDT, バイナンス コイン BNB 等も売買可能ですし、ビットコインの板を眺め
ていますが、常に売買が成立していますね。
入出金はタイの銀行口座が必要です
口座開設は出来ますが、銀行口座がない場合、タイ国外から送金しても、タイバーツでの出金はできない、ということですね。
coins.th 仮想通貨仲介所⇒タイの銀行口座なくても口座開設、出金可能
こちらもかんたんに開設できましたが、ブローカーという登録の通り、先に開設したbitkub と比べたら、ビットコインしか扱っていませんし、板もありません。
bitkubをメインで使うのがいい感じですね。
ただし、タイの銀行口座がなくても入出金できるので、ノマド的な生活の方には便利ですね。
(口座なくても銀行に出向いて資金を受け取ったり、アリペイなど電子マネーも使えます)
どのような使い方が想定できるか?
以下の解説は日本居住者の方は想定していません。
日本居住者の方は、日本国内の取引所の利用がおすすめ、です。
まだ未成熟な部分が多いので、あくまでサブ口座として、がおすすめ
BINANCE バイナンス等と併用して使うのが妥当ですね。
bitkubは申込みが殺到しているとウェブで記載ありましたが、すぐに開設完了しました。
タイ国外との個人間送金には、かなり使い勝手良さそう
例えば、日本とタイの間の送金に使えますし、僕はフィリピンと関わりがあるのですが、親しいビジネスパートナーとの間は、仮想通貨を支払手段にしようかと話しています。
仮想通貨をこれから始めるなら、まずは、日本の仮想通貨取引所がおすすめ、です
まずは、大手の2社で口座開設するのがおすすめ、です。
大手のビットフライヤー bitFlyer
積立がとても使いやすい コインチェック
なお、海外投資にチャレンジするなら、英語が分かるようにしておくと、ストレスありませんし、トレードでミスすることもなく安心ですよ。
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